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宛名職人で住所録整理

早いものでもう12月になってしまいました。もう、今年を振り返らなくてはいけないのですね、、、。とほほ、、、。早すぎ。

でもそうも言っていられません。年末の大仕事があります。年賀状の作成。

大掃除もそうだけれど、極端な話、やらなくたって他人にバレることはありません。でも年賀状は書かないと相手に届かないからサボるわけにはいかないのです。

ある年、僕は『正月に「あけましておめでとう」の手紙を出すのだから正しいじゃないか、、』なんて、自分に言い訳をして、年が明けてから年賀状を投函したのでした。

正月明け、友人たちと会った時、そのうちの一人が話し始めました。

「おもしろいもんで、いろいろなところから、いろんなことが見えて来る。年賀状の届く順番ひと
つとってもそうだ。」

彼はその年の年賀状を届いた日ごとに並べたのだそうです。当然のように、僕の年賀状は最後に届いたそうです。

そして彼は友人たちの面前で、

「お前は俺のことを軽んじているだろう。人間関係を軽んじているだらしないやつだ。」

みたいなことを言われてしまいました。彼は冗談のつもりだったろうと思います。でも僕は、虚を突かれてしまい、二の句がつげませんでした。そしてかなりショックを受けました。20年以上たった今でもかなりはっきりと覚えています。たしかに結構な衝撃でした。

でも、現実には、相変わらず毎年のようにこのエピソードを思い出しつつ、元旦に間に合うように年賀状を投函できたことはほとんどありません。とほほ。やっぱり彼が言うことには一理あるのかもしれません。

でも、年賀状書くのって大変なんだもの。年末は忙しいし、先延ばしになっちゃうんですよ。

「今日できることは今日終わらせる。」

これは仕事のデキる人達がよく言うことです。理想を言えばその通りだと思います。でも、現実の僕のスタイルは違います。

「明日できることは明日やる。今日できることも、できれば明日やる。」

そんなことをしているから、昨日の仕事を今日やるはめになります。デキる人と比べて、同じように仕事をしているのだけれど、その現実は全く異なっています。どこかでこの流れを変えなくてはいけません。

実は、こんな僕でも「明日できることも今日やってしまう」ことがあるます。楽しいこと、興味のあることです。

問題は往々にしてそのようなことは仕事と関係ないことだったりするのです。仕事をせずにそちらを先にやってしまうということは、物事に優先順位をつけて、一つ一つこなしていくことができないということでもあります。

どう考えても、だらしないことの延長線上にあるのですが、現実にはそうなのだから仕方ありません。でも、嫌な仕事を先に終わらせるにはこの特質を利用するのが良いと思うのです。

おもちゃが必要なのです。そこで今年はおもちゃを買ってみました。

アジェンダ 宛名職人Ver.21

MacOSでは昔から年賀状などの宛名書きの定番ソフトです。コンピュータをあれこれいじっているうちに年賀状完成、、、なんてなかなかいいシナリオじゃないですか。

そこで、Appストアで宛名職人を購入し、ユーザー登録をすませました。

インストール後、まずはコンピュータの住所録アプリと同期させてデータをとりこみます。データはフォルダ、タグなどで多方向から分類できます。かなりMacOSっぽい造りこみなので、しばらく使うと操作にもだいぶ慣れてきます。そうするといじるのが楽しくなってきます。

この週末で住所録の整理はだいたい終わりました。かなり仕事がはかどった感じです。最近は宛名書きはプリンターがやってくれますから、かなり楽な気持ちになりました。 新しいアプリの導入の意味はここにあるのかもしれない、、何て思っています。

おっと危ない。このままでは、ここから先はまたギリギリになるまでやらない気がする、、、、。

考えてみるとこれからまだ、住所録ができただけ。年賀状が完成したわけではありません。

年賀状の本文、レイアウトを考え、宛名を含め両面のプリントアウトが完了し、投函するまでの作業があります。アプリをいじりながら、かなりのところはできますが、内容の部分は自分がやらねばなりません。そして投函までを終わらせなくては何の意味もありません。

今年はやるぞ。めざせ、年賀状の元旦配達。

マルチディスプレイの快楽

現在僕がメインで使っているのはMac Book Proというパソコンです。液晶モニターは13インチ。ノートパソコンとしてはそれほど小さくありませんが、十分とは言えません。

普段、仕事をしていて感じるノートパソコンの弱点の一つはモニタの狭さです。

携帯可能で、場所を変えても同じ環境で仕事をすることができるという便利さの引き換えに失われたのが、モニターの広さだと自分を納得させてきました。

でも、デスクワークが増え、何枚ものウインドウを開きながら仕事をするような場面が増えてくると、モニタ画面は少しでも広い方が有り難いです。

最近、研究費があたったのでその経費でモニタを購入し、Mac Book Proにつないでマルチモニタ環境を構築することにしました。

購入することとしたモニタはPHILIPS 27型ワイドディスプレイ 5年保証付 273V5LHAB/11 。液晶モニタって随分お安くなったんですねぇ。想定していた予算で2台買えちゃいました。

環境整備に手間取りましたが、現在は一台を直接接続し、もう一台をUSB接続I-O DATA社製の「I-O DATA USB接続外付グラフィックアダプター 「USBグラフィック」 デジタル&アナログ対応モデル USB-RGB/D2 」を使って接続しています。

これにより、13inch x 1, 27inch x 2の三枚のディスプレイで仕事をすることができるようになりました。仕事をする時にはMac Book Proを中心におき、両側にモニタを設置しています。これまでと比較して、ワーキングスペースは広大になりました。

いくつものウインドウを開きっぱなしで同時に見ながら仕事をするのはすごく快適です。

ただ、困ったことが起きました。

横幅の問題です。真ん中に13インチをおいて両側にワイド型27インチが2枚横に並ぶと結構な幅になります。右側モニタの右端を見ているとき、左側のモニタの左端は視野の外です。右端から左端に視線をうつすときには首をかなり横に振る必要があります。パッと見ようとすると、視線が定まらないと言うか、見たいところをさがして目が泳いでしまいます。

これはあまり快適な体験ではありません。

この状況を改善するため、今はMac Bookを中心に両側の27インチモニタを三面鏡よろしくやや真ん中に傾けて配置しています。これにより左右のモニタは斜めから見るような感じになりますが、モニタ全体を見渡す時の視線の動きは小さくおさえることができます。

右のモニタを見ていても、左視野の片隅には左のモニタが見えています。画面を正面から見たい時にはそちらの方に体ごと向けてしまいます。これによって「首の振れ」「視線の泳ぎ」を小さくしています。

これにて一件落着、と思ったら、もう一点、困ったことがおこりました。想定外のことです。

モニタが広すぎる結果、相対的にポインタの大きさが小さくなりました。このため、ポインタが行方不明になってしまう状況が頻繁におこるようになりました。

通常、ポインタが行方不明になると、ポインタをグルグルと動かしてみてその場所を探します。静止しているものよりも動いているものの方が見つけやすいからです。それでも今回は小さすぎて見つけるのに手間取ることがありました。

そこで、Mac OS X (10.9.2)の「システム環境設定」→「アクセシビリティ」→「カーソルのサイズ」でカーソルのサイズを大きくしました。これでポインタが行方不明となる頻度は格段に減りました。

ポインタのサイズが大きくなって認識しやすくなるのは画面の大きさによらず疲労軽減に貢献できそうな気がします。視力に「年齢」を感じておられる方々には特にお勧めです。一度試してみる価値があると思います。

こんな事をしてマルチモニタの快適さに嬉しくなった僕は、最近とんとご無沙汰して使っていなかった初代iPadにも現役復帰を願うことにしました。4つ目のモニタです。Display Padというアプリを導入し、wifiを介して表示しています。

これは、接続スピードにやや難がありますが、カレンダーや、参照する書類を見るためのサブモニタとしてならそれなりに有用です。iPadは「サンワサプライ iPadスタンド(ホワイト) PDA-STN7W 」という折りたたみ式のスタンドでコンピュータのワキに立てて使っています。

PDA-STN7W(スタンド)は軽くてコンパクトなので、iPad、Mac Bookと一緒に持ち運べます。これで、出先でもマルチモニタ環境を実現することができるようになりました。(荷物が重くなりましたが。)

それにしても、これだけ快適な環境が実現したはずなのに、仕事が進まない理由はなんなのだろうと首を傾げてしまいました。昔、何処かで聞いた、「趣味とは、手段が目的化したものである」ということばをが頭をよぎります。

いや、断じてこれは趣味ではありません。手段です。

それを証明せねばなりませんね、、、。

がんばらねば、、、、、、。

海外でのiPhone (Softbank)使用法を自分なりにまとめてみた (2013年11月米国)

学会出席(Washington D.C.)+別の学会関連の用事(NYC)にかこつけて家族を引き連れ米国に行って参りました。それについては後日改めて書くつもりですが、今日は今回の渡米でのiPhone体験についてまとめておこうと思います。

2年ほど前に、海外でのiPhoneの使い方について自分なりにまとめてみました。基本的なところは今でも変わっていません。(iPhoneのキャリアは以前と同じSoftbankです。)

結論からすれば、コストを気にせずスマホの便利さを海外で最大限に実感するには、渡航先で使用できるWi-Fiルーターのレンタルサービスを利用するのがいいと思います。空港にもレンタルサービスの窓口があり、これだと帰国時の返却もらくちんです。

今回は二つの理由からこのサービスを利用しませんでした。

理由1)出発の飛行機が朝7時と早かったこと。
朝5時に飛行場についてチェックインをしましたが、ギリギリの時間だったので、窓口による余裕はありませんでした。(事前にレンタルしておくこともできるようですが、それ以前に旅行の準備そのものが直前までできていない状況でしたので、、、、)

理由2)最近、以前に利用したWi-Fiルーターレンタルの会社からクレジットカード番号が漏洩したこと。
このため、クレジットカードが使用不能になり、再発行が必要になりました。個人的には大きなイメージダウンです。このことを理由に「今回は使いたくないなぁ、、、」と思ってしまったわけです。ただ、これに関しては、クレジットカードを利用している限り、他の利用においても同様のリスクは常に伴っています。カード再発行以外の実害があったわけではないですし、情報漏洩がきちんとカード会社に伝えられて対処できている事を考えれば、問題とすべきではないと考えています。

ともあれ今回はWi-Fiルーターなしで渡米してきました。NYCのJFK空港につくとすぐにメッセージが届きました。

<ソフトバンクより>
海外パケットし放題対象ネットワークに接続されました。
接続を維持し、安心してご利用頂くため、下記操作をお願いします。
①[設定]
②[キャリア]
の順に押す
③[自動]をオフに変更
④下記を選択
T-Mobile / TMO US / US / SunCom / 310260
◆海外パケットし放題の詳細
http://mg.mb.softbank.jp/h/r/01.html
────────────

※本メール受信無料

Softbankの海外ローミングの方法を説明するアプリもありますが、アプリ内でなされる設定の説明がやや古いですし、上記のメッセージ通りに設定をすれば大きな間違いはなさそうなので、アプリをインストールしていく必要はなさそうに思います。

結局、メッセージ通りに設定をして、必要な時だけモバイルデータ通信をオンにして使うようにしました。今のSoftbankの料金形態だと、10MBまでは1MBあたり約200円。10〜25MBまでは定額の1980円。それを超えると、パケホーダイの2980円となります。

ずっとモバイルデータ通信をオンにしていると、僕のiPhoneでは多分70個近い数のアプリか勝手にネットにアクセスする可能性があるようです。そんなことされたら簡単にパケホーダイの2980円となってしまいそうです。これは「機能→モバイルデータ通信」で見ることができます。この画面でアプリごとに設定を変えることもできます。一括管理は「モバイルデータ通信のオン/オフ」で行うことになります。僕は一括でオン/オフを切り替えましたが、おおむねそれで問題はなかったと思っています。

また、この「機能→モバイルデータ通信」では、iPhoneがモバイルデータ通信を通じ、累積でどのくらいデータ量をやりとりしたかも、確認できます。日本時間の日付が変わるタイミングに合わせて統計情報をリセットすると、その日の通信量がわかりますね。リセットボタンは画面の一番下にあります。

そんなわけで、iPhoneは基本的にはモバイルデータ通信をオフにして電話としてのみ機能させて使っていました。学会場ではFree Wi-Fiがあったので、ネット接続に不自由しませんでした。また、ワシントンDCでは違いましたが、マンハッタンではホテル内がFree Wi-Fiでつながっていたので、可能な限りホテルで情報を得てから出かけるようにしました。

街中でネットにつなぎたいときはStarbacksやApplestoreなどのFree Wi-Fi spotを探しました。けれども、知らない所に行くとき等、地図機能は大変重宝します。自分が今いる場所、歩いている方向がリアルタイムにわかります。このような機能を利用する場合や、メールチェックやメッセージ、SNSなどを通じて、現地にいる人とやりとりをするの必要が生じた時には累積データ量を見ながら、モバイルデータ通信のオン/オフをこまめに繰り返して使うようにしました。

モバイルデータ通信の料金の通算が1万円を超えるとソフトバンクから注意喚起のメッセージが届くようです。僕には送られてきませんでしたので、一週間近くの滞在期間中のモバイルデータ通信料は一万円以下に抑える事ができたと思っています。

でも結構めんどくさかった、というのが正直なところです。やはり、利便性、コストなどのバランスを考えれば、今後すくなくとも当面の間はWi-Fiルーターのレンタルサービスを利用することになると思います。

上記はあくまで個人的体験に基づく備忘録的なものです。正確な情報を保証するものではありません。実際の使用にあたっては、あくまで参考程度にとどめていただくようお願いいたします。

iPhone、MacOSXがらみのメール文字化け

以前はメールのやり取りをして文字化けしてしまう頻度が今より高くて、随分気を使っていたような気がします。文字化けの理由は、僕がMacOSを使っていて、相手がWindowsだからではないかと思っていました。勝手にそう思っていただけで、詳しいことは全くわかりません。

僕はコンピュータに関してはまるきりど素人です。だから、「気をつける」と言っても自分が送ったメールを確認する位で、何をしたわけではありません。でもその後、世の中が進歩してくれたせいか、文字化けを経験する頻度がかなり少なくなりました。

ところが最近になって再び文字化けがおこることが経験されるようになってきました。困ったことに同じ人からのメッセージが文字化けしたり、文字化けしなかったりもします。

特にiPhoneがらみで経験することが多く、「メッセージ」アプリを使ったやり取りでこの傾向が顕著のようです。

iPhoneのメッセージ以外にも最近、仕事がらみでメールを転送した時に文字化けがおこりました。

気になったので、ネットで随分と長い時間をかけて調べました。わからないなりに自分としては納得できた気がしたので、備忘録的にまとめておこうと思います。間違っている点などがあればご指摘ください。

この問題、僕の理解では絵文字と引用返信がカギです。

まず、絵文字にも標準的な文字にも幾つかの異なる文字コードが存在し、会社によって違っていたりするようです。しかも送信、返信の過程で自動的に変換される上、変換されるのが各社のサーバーだったり、各人の端末でだったりするとのこと。

さらにこの変換は一文字でも別の文字コードが混じっていると全文に適用されることがあるのです。


この組み合わせが少しだけ悪いと絵文字の文字化けだけでみます。ただ、やり取りをしているなかで、マズい組み合わせが重なると回復不能な形で全文が文字化けしてしまうようです。毎回全文というわけではないので、なんとか使えてしまう一方で、突然全文が化けたりするので実態を把握しにくくしているのだと思います。

それぞれの会社サーバー、端末、文字コードなど、順列組み合わせは随分な数になると思うのですが、その全てを検証する必要があるかどうかよくわかりません。

先日の仕事でおきたメールの文字化けは、(絵文字が入っていたわけではありませんが、)メールをそのまま転送したことが原因だったようです。添付するメールの本文を標準テキストに変換して添付したら文字化けがなくなりました。

そんなわけで以下のような対応をすれば文字化け問題はかなり解消できるのではないかと思っています。

1) 絵文字は使わない


2) 携帯電話のキャリアのメールアドレスはなるべく使わない


3) メールを引用して返信し、文字化けした場合は、引用文を含め、一度標準テキストに変換してから送信する

がんばったぜぃ

恥ずかしいし、誰も知らないことなので、自分の胸の中だけにしまっておこうかと思ったのですが、、、。

それは冬のある日、いつもと違う行き先、ちょっと複雑な乗り換えを要する出勤の朝のことでした。

しかも、その日はたまたま、家庭の用事を済ませてから行かねばなりませんでした。

朝からかなりバタバタして、子どもをせかし、自分をせかして家を出ました。時間に余裕はないものの、まぁ、余裕を持って目的地にはつけるでしょう。

ホッとして駅まで歩くこと10分弱。

そこまでいって気ががつきました。

「サイフ忘れた!」

やってしまいました。

朝、玄関で靴をはいてからサイフをとりに戻るのは、僕にとって毎朝お約束の行事です。

「ただいまーっ」

と、とりに帰っても、家族は振り向くことすらありません。

いつもはそうやって玄関先で確認するのですが、この日はバタバタしていて確認をし忘れたようです。

「○×△!」

言葉にならない悪態をつき、慌てて誰もいない家にサイフをとりに帰りました。

今度は駅までダッシュ!です。

時間的には相当ヤバいことになってます。本当にヤバい。

駅まで急いでいく道すがら、信号待ちの間にiPhoneの乗り換え検索アプリでどうやっていったら早くつけるのか、調べてみました。

「安い」「早い」「楽(乗り換えが少ない)」など、何通りかの方法が提示されます。

いちばん「早い」路線を利用しても間に合いません。数分遅刻してしまいそうです。

ウーム。

でも、しょうがないもんね。ベストを尽くすしかないでしょう。

で、青信号になったら駅までダッシュ。丁度電車が来ていたのでそれに駆け込みました。

一本前に乗れたかもしれない!間に合うかも!

ほっとする間もなく、もう一回さっきの検索画面を確認します。

「!!!」

反対方向の電車に乗ってしまった!

ウーム。

でも、これまた、しょうがないもんね。

こっち方向からでも乗り換えていけるし、改めてベストを尽くすしかありません。

もう一回検索。

別の経路が出てきました。そうね、これしかないかも、、、。

でも、やっぱり間に合わない、、、。もっと間に合わない、、、。

検索結果の画面を凝視して気がつきました。

途中で同じ区間を別の路線が急行運転しています。そっちに乗り換えられないかしらん?

途中で乗り換えをするように設定して検索し直すと、出てくるじゃないですか、、、。

おっ?

これに乗れるんなら、その次の乗り換えが一本前の電車になります!

間に合うじゃないですか!

なんだよ、始めからこれを表示してくれれば、、、、。

脱力しつつ、気づきました。結果的に利用した路線は、最初に自分の頭の中で考えていたものだったのです。

検索アプリを全面的に信用し、アプリの示すとおりの路線で出勤していたら、遅刻は確実でした。検索アプリには常日頃大変お世話になっていますから、ここで文句を言うつもりはありません。

ただ、便利であるが故に、自分で考えることをしなくなっているかもしれないと思いました。

アプリによる検索はとても便利だけど、そこで示された可能性がすべてではないと教えてられた朝のドタバタ劇でした。

Kindleアプリ。残念なこともあったけど、なかなかイイと思います。

話題の電子書籍。Kindleは購入せずに、無料でインストールできるKindleアプリを手に入れて使ってみました。

AmazonのKindle アカウントを取得し、本を購入します。著作権freeの古典も意外に豊富で、それを無料で購入するだけでもかなり楽しめそうです。

手始めに寺田寅彦の「漫画と科学」を購入してインストールしてみました。

寺田寅彦は明治時代の物理学者です。夏目漱石の「吾輩は猫である」に登場する「寒月君」のモデルであったかと思います。彼は科学のみならず、文才に富み、味わい深いエッセイを多数のこしています。たしか、「震災は忘れた頃にやってくる」は、関東大震災後の、この人の言葉だと思います。昔の人ですから著作権フリーでもちろんタダ。漫画は現代のマンガと定義がちょっと違うようですが、漫画と科学の類似点への考察はなかなかに興味深いものでした。

いいですねぇ。なかなかの使用感です。加えて、何しろタダです。

少なくとも、短いエッセイなどを読んだりするのにはとても良いと思いました。

iPhoneでインターネット上の記事を読んだりすることに慣れていることも、Kindleアプリで文章を読むことに違和感を感じない大きな理由のように思います。

では、本はどうだろう?と、「ウェブで政治を動かす!」を購入し、読んでみました。

結論としては「かなりイイ」。

紙の本よりも安い、場所をとらない、iPhoneでもiPadでもイイ、というのがとりあえずの魅力です。iPhoneだったら本当にポケットの中から片手で取り出し、片手で読むことができます。もうちょっと大きな画面で、ということならiPadで読めばいい。iPadで同じ本を開くと、いままでiPhoneで読んでいたページから読み始めることができます。

読んでいる本はKindleアプリを介してAmazonのサーバにアクセスし、登録してある他のデバイスとも自動的に同期されます。同じ書籍が読めるだけでなく、読んだページまで同期されると言うのですから、これは便利です。

そして、読書に特化している事と、設定がそれほど多くない事が魅力です。

設定1 文字と背景の色。白地に黒字か、黒地に白字か、セピア色に黒字にするか

設定2 文字を大きくするか、小さくするか。大きくすれば当然、一ページあたりの文字数が少なくなりますからページをめくる頻度が多くなります。

主な設定はこれくらい。

そして、スゴく便利に思うのが、しおりとアンダーライン、それからメモの機能です。

ページの真ん中をタップすると、機能のボタンがいくつか出てきます。

画面の一番下には横長のバーと丸いボタン。今、自分がどの辺にいるかわかります。イロイロな場所にジャンプする事も可能です。その上には設定のボタン。文字を大きくしたり小さくしたりするボタン。背景と文字の色を変えるボタン(白地に黒字か、黒地に白字か、セピア色に黒字)。

本の形をしたボタン押すと移動の画面になります。表紙、目次、はじめ、特定のページ、これに加え、自分がマークしたしおり、アンダーライン、メモの場所にジャンプできます。

このしおりをはさむのは、画面の真ん中をタップすると、上のほうにしおりマークがでてきますから、ここをタップすることで実行できます。

また、アンダーラインやメモは画面上で文章を選択すると選択がポップアップしてくるので必要なものを選択します。特定の言葉やフレーズをFacebookやtwitterでシェアすることもできるようです。メモを選択すると、文字入力ウインドウが出てきてコメントを入力できます。

メモは上記の「移動画面」でリストとして表示されるので、あとから確認することができます。また、メモしたところは本文中に青いマークが表示されるので、そこをタップして見ることもできます。

辞書をダウンロードすれば、読んでいてわからない単語を選択すると自動的に説明の吹き出しがポップアップします。

しおり、アンダーライン、メモ。いずれも読みながら操作しても、さほど読書の妨げにならない使用感で、大変気に入りました。

ただふたつだけ、残念な事がありました。

一つ目。Mac OS版のKindle アプリがApple storeにあったので、インストールしたのですが、コンピュータをデバイスとして登録できません。

ネットで調べてみたら、日本のアカウントには対応していないとの事。「.co.jp」ではなくて「.com」のアカウントでなくてはならないようです。今のところ日本のアカウントに対応する予定はアナウンスされていないようで、かなり残念。

読みながらひいたアンダーラインやコメントは、一冊の間には、かなりの数に上ります。

iPhoneの小さな画面では、しおり、アンダーライン、メモのリストが巻物のように延々と続く事になります。iPadでもアンダーライン、コメント、しおりのリスト表示ウインドウは小さすぎて全体を俯瞰する事が大変難しいのです。

コンピュータの大画面でリスト全体を眺め、それぞれのページへ簡単にジャンプして読み直すことができれば、あとでその本を再体験する時に大きな助けとなります。

本を読んだ後、もう一回ざっと見直したり、感想文を書いたりするときに、こういう機能があるのは大変便利です。創造的な読書をしようと思えば是非、欲しい機能です。

Mac OS版のKindle アプリ。なんとか日本のアカウントにも対応してもらえませんかねぇ。

二つ目。何がおこったか、自分で把握できていないのですが、、、、。多分、アプリの動作が不安定な時があるようです。

一回だけですが、ずっと縦書きで表示されていたのが、横書きに表示されたことがありました。すぐ元に戻ったので、気にせずに使っていました。その後またおかしなことがおこりました。

本の感想を書くために、しおり、アンダーライン、メモを再確認しようとしたときの事です。Kindleに本が表示されていませんでした。

iPhoneがなにか同期しているみたい、、、、。しばらくして再び本が表示された時、アンダーラインが自分がひいたのとはまったく違ったところにひかれていました。元に戻すことができません。また、本文中の記号をタップしてもコメントが表示されなくなっています。新たに入れたコメントは、記号をタップすればちゃんと表示されるのに、、、、。ズレてしまったアンダーラインやコメントを一括消去するのはどうやったら良いのかわかりません。

iPhoneだけじゃなくてiPadでもよめるぜぃ。読みやすいぜぃ。使いやすいぜぃ。いいぜぃ。と思って喜々としていた時だっただけに、これはかなりショックでした。

今までの努力が、、、、

感想文を書こうという気持ちを立ち上げるのにかなりのエネルギーを要しました。アプリじゃなくて、Kindleで読んでればそんなことはなかったのかもしれませんが、、、。

全体として、とても使いやすく思いました。上記2点も改善されることを期待して、もう何冊かkidleストアで本を購入してもいいかな、、、と思っています。

またiPhoneがなくなった。今度は自宅で。

もはや、我が家における日常の風景、、、

「あれ?どこに置いたっけ??」

家族は振り向いてもくれません。

寂しく探しまわる僕。

置き忘れの頻度が一番高いのは眼鏡です。近眼ではあるのですが、幸いにして眼鏡をかけなくてもなんとか普通に生活できる視力を保っています。

コンタクトレンズもほとんどしたことはありません。

家の中では普段、裸眼で過ごしています。

でも、テレビを見たり、パソコン仕事をしたりするときは眼鏡をかけていた方が楽ですし、自転車に乗ったり、クルマを運転するときなどは絶対に必要です。

眼鏡をかけたら、かけたで楽なので、しばらくかけっぱなしでいたりします。でも、かけなれないので、そのうちにうっとおしくなってその辺に置いてしまう、、、。

この『その辺に置く』ってのをやめればいいんですが、わかってるんですが、やめられないんですよ。なぜか。

そして『その辺に置かれる』頻度の次に高いのが iPhoneです。

お尻のポケットに入れておいて、座る時にちょっとあたってしまったりして、邪魔になると、つい『その辺』に、、、、。

先日の夜おそく、子どもたちを寝かしつけ、「大人の時間」になりました。

まぁ、何をするでもありません。iPhoneなどいじりながらニュース番組をまったりと眺めるだけですが。それでも一日の中で、おそらく一番ゆっくりする時間です。

気がつくと、パジャマの胸ポケットにさっきまで入っていたはずのiPhoneがありません。

「あれ?」

あきれられた視線を尻目に探しまわりますが、やっぱりありません。

こういう時、皆さん、iPhoneに電話しますよね。

よくやりますよね。

僕も妻にやってもらいました。

でも、ウンともスンとも言いません。マナーモードになっているようです。

「得意のiCloudやってみたら?」

小馬鹿にしたような口ぶりで言われても、何も言い返せない僕。

「あれは地図だし、この家の中にあるのは間違いないし、わかるかなぁ、、、、」

なんて言いながらも、デスクトップコンピュータでiCloudにアクセスする僕。

あぁ情けない。

以前にやった「iPhoneを探す」のボタンをクリックします。

そしたら、、、

iCloud素晴らしい!解決策が見つかりました!!

ボタンが3つあります。

一つは「iPhoneの消去」。

とりに行けない場合、情報を消去できるのですね。

もうひとつは「紛失モード」。

簡単にはとりに行けない場合、iPhoneをロックして他人が使えないようにする機能のようです。

そして「サウンドを再生」!!

音を出してくれるようです。やってみました。

そうすると、子どもの寝室からくぐもった音が、、、。我がiPhoneは、娘の布団の中に埋もれていました。

先ほど、居間で寝てしまった娘を抱いて寝室に連れて行き、ベッドに寝かせた時に胸ポケットから落ちてしまったようです。これじゃぁマナーモードにしていたら絶対に見つかりません。

というわけで、今回もiCloudのおかげでiPhoneを発見できて感謝することしきりです。

(あまりにいつものことなので、反省はあまりしていない、、、)

ちなみに、この「サウンドを再生」機能、かなり大きな音なので、夜中、ご近所の迷惑にならぬよう、ご注意くださいませ。

iPhoneをなくして見つけた話。iCloudに感謝。

iPhoneがない、、、。

僕はいろいろな所に色々なものをおいてしまうクセがあり、家の中で色々な探し物を頻繁にしています。

iPhoneは言うに及ばず、メガネ、財布、時計、帽子などなど、、、。

でもこの時はちょっと違いました。20分ほど犬と一緒に外出し、帰宅してポケットを探ったら、あるはずの胸ポケットにiPhoneがはいっていなかったのです。

もしかして、さっき落としてしまったのかも、、、。何となくその瞬間も頭に浮かんできました。

犬と一緒に外出といっても、散歩ではありませんでした。外出ついでに散歩させようと思ったのですが。

我が家のワンちゃんはカニンヘン・ダックスという犬種です。

体重3キロちょっとのメスの小型犬ですが、大変な臆病者です。

弱い犬程よく吠える、というその言葉通り、人が来るとよく吠えます。ちょっとした物音でも、放っておくとギャンギャン吠えます。

ただ、番犬としては役に立たたずです。理由は二つ。

一つ目。往々にして気づくのが人間より遅いこと。

二つ目。家族が家にいる時しか吠えないこと。

大体、吠えるときも、家の一番奥に逃げ込んでから吠えてたりします。

一人で(一匹で)留守番させて、僕たちが帰宅した時などは、物音がしても吠えたためしがありません。

そんな時、彼女はよく、ケージのトイレスペースにいます。そこがちょっと物陰になっていて、部屋の入り口からは直接みえないようになっています。その物陰から部屋の入り口をうかがっているのです。

この弱虫ワンちゃん、外に行くとしっぽを後ろ足の間に入れちゃって、オドオドしまくりです。内弁慶もいいところ。

だから、犬なのにお散歩は大嫌いです。

外でちょっとでも歩かせようとすると、今来た道を一目散に帰ろうとします。

先ほどの外出時もそうでした。

玄関を出てから全然歩こうとしません。結局、殆どの道のりを僕が抱いて歩くことになりました。

これでは何のために連れて来たのかわかりません。

帰り道、狭い路地でちょっと歩かせようと思った時でした。首輪をリードにつなごうとしたら、僕の手をするりと抜けて走り出してしまいました。

彼女は恐怖にかられて必死です。

このままでは、迷子になることも「必至」なのですが、そんなことを言っている場合ではありません。

他の人の家にでも入ったり、見失ったら大変です。僕も慌てて必死で追いかけました。

捕まえたのは、あるマンションの入り口でした。

セーフ!

胸ポケットに入れていたiPhoneを落としたのは、この時に違いありません。彼女を捕まえようとかがみ込みましたから。

もしそうなら、僕のiPhoneの居場所はApple社の提供するオンラインサービスのiCloudで見る事ができるはずです。

internetから、iCloudにアクセスし、『iPhoneをさがす』という機能のページを開きます。

すでに登録済みの僕のiPhoneが検出され、地図上に現在の位置が表示されます。小さな路地のマンションの入り口、確かにその場所でした。

ヨシッ!

いや、喜んでいる場合ではありません。すぐに自転車でとりに行き、事なきを得ました。

ようやくホッとできました。

これで見つからなかったら、誰のせいにすることもできず、果てしなく落ち込んでいたことでしょう。

あぁ良かった。

今まで使うと思っていませんでしたが、ありがたいサービスです。本当になくしてしまったときには同じサービスでiPhoneの情報を消してしまうこともできます。

備えあれば憂いなし。

いえ、どこに置き忘れても大丈夫、と胸をはるわけではありません。サスガに家の中の位置までは特定できませんし。

まずはその悪習を改善すべきなのですよね、本来は。

コンピュータが壊れてしまいました。バックアップは大切です。

3年近く、自宅ではMac miniを使ってきました。

しばらく前から彼の調子がよろしくなありませんでした。

どう調子が悪いかと言うと、立ち上がるのがいちいち遅いのです。

時には使用中にも、レスポンスが異常に遅くなったときがありました。バックアップソフトのせいかしら、、、なんて思っていましたが、ちょっと変です。

時々フリーズするんです。

フリーズする頻度は週に1回くらいだったでしょうか、、、。

理由はよくわからないけど、おかしいなぁ、、、と思いながら、フリーズするたびに強制終了して再起動していました。

ついに先日、恐れていた時がやってきました。

フリーズした後、強制終了したら、立ち上がらなくなってしまったのです。

スイッチを押すと、「ジャーン」と起動音がします。モニタがグレーになります。そして、ずっとそのまんま。

もう一回強制終了をして、スイッチを押します。
「ジャーン」
グレーのモニタにアップルのマークが出てきます。そして何やらぐるぐる回転し始め、、、そして、ずっとそのまんま。

もう一回やってみます。
「ジャーン」
お、今度はなにやらその先に行きそう、、、。
出てきた画面はなんと!
OS再インストール!!
しかも、どうも外付けハードディスクのみが認識されている模様。内臓ハードディスクが見えない、、、。

この3パターンがランダムに出てきます。

一晩おいてもう一回やってみたけど同症状。

こりゃダメだ、、、。

渋谷のアップルストアのジーニアスバーに予約をとってコンピュータを持って行きました。

ジーニアスバーはアップルストアにある対面式の修理サービスです。

上記症状を説明すると、さすが「ジーニアス」。彼には原因がピンときた様子。

外付けのハードディスクをつないでコンピュータを立ち上げ、いろいろと診断してもらいました。というか、あっという間にダメだしの診断でした。

「恐らく記憶装置が破損しているのでしょうね。破損の原因はよくわかりませんが、このアクセスの遅さはプログラムのエラーではないと思います。修理の方法としては、ハードディスクの交換、ということになるでしょう。」

と、まぁ、僕の理解では、こんな内容の説明でした。(コンピュータに詳しくないので正確ではないかもしれません。)

思い返してみると、コンピュータに立てかけるようにして書類をたくさんおいていたためか、Mac miniは普段からかなり熱くなっていました。そのせいだったかも、、、と反省しています。でも、もう、どうしようもありません。

ここで問題です。修理をするか、新しいコンピュータに買い替えるか。

僕は買い替えを選択しました。理由は下記の3つです。

理由1)こうなることは、しばらく前からある程度予測されていました。だって調子悪かったんだもん。心の準備はある程度できていました。

理由2)もともと数年ごとの買い替えを視野にMac miniという機種を選んでました。Mac miniはコンピュータ単体で販売されています。弁当箱みたいなMac mini本体とケーブルだけ。ですから、モニタやキーボード、マウスなどを買い替える必要がありません。そのため、買い替えコストを低く抑えられます。

理由3)最初に思っていたより修理代が高かったこと。

理由4)修理だと数日かかるけど、購入ならそのまま新しいコンピュータを持ち帰り、すぐに使えること。

自宅で仕事をするときに、コンピュータなしでは何もできません。もはや必要不可欠な文房具です。

と、言う訳でMac miniを購入し、持ち帰りました。

今回、値段に加え、もう一つ、Mac miniの良い所を発見しました。本体が小さいので、持ち運びが楽なのです。修理にもっていくのも、新しいMac miniを持ち帰るのも、なんと楽だったことでしょう。

デスクトップでこんなに簡単に持ち運べる機種はそう多くないと思います。

そんなわけで、我が家は当分Mac miniで継代されて行くことになるだろうと思っています。

さて、新しいMac miniがやってきました。

まずやらねばならないことは作業環境の再構築です。

かつては半日、一日がかりでした。データのバックアップをとり、ソフトをインストールし直したりしていたもんです。10枚以上のフロッピーディスクを次から次へとさし直したりしましたっけ。

アプリの再インストールとか、またやるのは気が重いなぁ。いちおう、Time Machineというアプリでバックアップをとってあるはずなんだけど、、、、。

とりあえず。、最初に新しいMac miniを立ち上げました。

そして作業環境を設定です。このとき、Time Machineから過去の設定を読み込むように指示してみました。

、、、、、

待ち時間があまりに長い、、、。この時、もうすでに日付がかわっています。とりあえず寝て翌朝に作業を継続することにしました。

朝起きて、まずコンピュータのチェックです。さすがに、過去のデータの読み込みはすでに始まっていました。

表示を見ると、あと11時間かかるそうです。

、、、、、

いいです。いくら時間がかかっても。待つだけなら。待つだけで以前と同じ環境が手に入るなら。

と言うわけで、仕事に出かけました。帰宅すると、さすがに読み込み作業は終了していました。

さぁ、確認です。すると、、、

素晴しい!

壊れる数時間前の環境がほぼそのまま再現されています。

アプリもインストール済。アプリによっては最初に使用する際、プロダクトキーの入力を求められたりしましたが、煩わしいのはその位。

ほとんど何の問題もなく再び使い始めることができました。

昔と変わらず、コンピュータのセットアップには、まる一日かかりました。でも、世の中進歩する者ですね。手間、ヒマが全然違います。むちゃくちゃ簡単でした。

いやぁ、Time Machineのおかげです。

これは素晴しい!!

まさにTime Machine。

Time MachineはMac OSに附属するアプリです。

不測の事態への対処と、新しいコンピュータへの移行がこれだけ楽だと、他のOSへの乗り換えは今のところ考えられないなぁ、、、、。

コンピューターの放電には時間がかかることもある

昔のデジカメ写真を見たいと思って、しばらく使っていなかった外付けハードディスクを取り出してきました。

FIrewire(IEEE1394)規格のケーブルでコンピュータ(Mac mini)とつなごうと思ったら、ケーブル端子の形が合いません。

外付けハードディスクの端子は 6pin です。Mac mini の端子は違う形をしています。

でも、差し込み口の横にはIEEE1394のマークがあります。

この規格の端子、以前は 6pin と 4pin  の二種類でした。4pin は i-Linkなんて名前でも呼ばれていました。 

6pin と4pin の変換ケーブルは持っています。変換ケーブルを出してきて準備完了、、、のはずでした。

でも、なんかカタチが違います。

知らなかったのですが 今は 9pin というのがあるのですね。

9pin 端子の存在を知らなかった僕は、さしてみたら入るかも、、、と思ってやってみました。

でも入りませんでした。当たり前ですね。

この時、何とも思わなかったのですが、パチッと小さな火花がちっていました。

これがいけなかった、、、。

あとで気がつくと、コンピュータの電源がOffとなっています。

電源スイッチを押しても、うんともすんとも言いません。

やば、、、ショートしちゃったかも、、、。

大した火花じゃなかったんだけどなぁ、、、。でもあれは確かに火花だったような気がする、、、。

慌てて、iPadでAppleのサポートページを調べました。

トラブルシュートの「Mac miniの電源が入らない」という項目を見てみました。

「電源コンセントを確認する。」

「ケーブルの接続を確認する。」

「外付けのデバイスを全て取り外した後、再起動を試みる」

「電源ケーブルまで全て取り外し、10秒ほど待って再接続。再起動を試みる」

といったあたりまで、その場でやれることは全部やったのですがダメでした。

HPには

「上記の手順をすべて試してもコンピュータの電源が入らない場合は、アップルテクニカルサポートまでお問い合わせいただくか、最寄りの Apple Store 直営店またはアップル正規サービスプロバイダ (AASP) までコンピュータをお持ち込みいただき、診断を依頼してください。」

と、書かれています。

これはもう、ショートしてしまったに違いない。出費を覚悟して、アップルストアに持ってくしかないか、、、。マザーボードの取り替えかも、、、。

暗澹たる気持ちで一番近いアップルストアの予定を見ると、予約がいっぱいです。予約できるのは一週間以上さき。それまでコンピュータなしってのは、きょうび、ちょっとツラすぎです。

そこで、アップル正規サービスプロバイダ を調べてみると、自分で持ち込むことができそうなお店がありました。

GSS(株) クイックガレージ 渋谷店」さん。土日も営業されています。平日も8時までやっているとのこと。

ただ、その日はもう遅かったので、翌日、そちらに電話をしてからコンピュータを持ち込むことにしようと決めました。

翌日電話をしてみると、電話口でいろいろ事細かに質問されました。

機種の確認に始まり、火花の大きさとか、差し込み口近くに焼けた色がついているかどうかとか、、、。

仮に、マザーボードを交換する事になるほどのダメージだと、他にもダメージが及んでいる可能性もあり、5−6万円かかってしまうかもしれないとのこと。

予想はしていましたが、2年位前、このコンピュータを買ったのとほぼ同じ価格です。

「今から修理でそれだけのお金をかけるなら、新しいのを買っちゃったほうがいいですよねぇ、、。」

「それも一つのお考えと思います。」

とのお返事。とほほ、、、。

「ただ、お持ちになる前に、もう一度電源を入れてみてはいかがですか?」

「???、昨晩、電源ケーブルまで全部ぬいて再起動してみましたが、、、。」

「ケーブルぬいてどの位お待ちになりました?」

「10秒くらいでしょうか。AppleのHPにそう書いてあったので、、、。」

「いや、静電気のせいだったりすると、放電するのに10時間近くかかることもあるんですよ。」

コンピュータは昨晩からケーブルなど全て外されて僕の鞄の中に入っていました。10時間以上は確実に経過しています。

改めてケーブルを差し込み、セッティングをして起動スイッチを入れると、、、、

ちゃんと起動してくれました!

お店としてみれば、

「とりあえず持ってきてみてください。見てみないとわかりませんからね。」

なんて言う対応のほうが、ずっと楽だし、儲かるでしょうに、無料でこんな丁寧な対応をしていただき、大変感謝しています。

ありがとうございました。

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