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ダイエット

三種類のダイエット

 外来診療などで時々話していることですが、、、、僕が思うに、ダイエットには大きく分けて三つの種類があると思います。

 一つはアスリートのダイエットです。これは試合などに、試合などに焦点を当て、ここで最高のパフォーマンスを発揮できるように、食事や体重を含む体調管理をおこない、筋力などを増強するための負荷をかけていくものです。ここではストイックな食事管理と負荷の高い運動と分かちがたく結びついています。トータルの栄養バランスはややプラスに傾いているだろうと想像しています基本的にはパフォーマンス向上が目的なので、筋肉がつくことはあっても、体脂肪や余分な「お肉」がつくことはありません。でも、このダイエットで体重管理を一人でやっていくのは一般的には難しいと思います。

 もう一つは一つは美容のためのダイエットです。このダイエットは、短期間に(できれば楽して)一定の体重減少を目指すものです。一年中話題となりますが、「夏に向けて」とか、季節などが動機になることが多いような気がします。多くの場合、とりあえず痩せればいいので、数少ない食品に依存するダイエットや、記録することで意識を高めようとするものなど、イロイロな手段が存在します。最近流行りなのは炭水化物を少なくするものでしょうか。これは腎臓や肝臓に障害のない方には良い方法かもしれません。

 また、最近流行りの、ぽっちゃりお腹が引き締まった体に変身するコマーシャルのダイエットは上記二つを上手に組み合わせたもののような気がします。

 そして最後が健康のためのダイエットです。こちらは上記二つとは大きく異なると、僕は考えています。なぜかというと、短期間のコントロールではなく、健康寿命を意識した、長期のコントロールを目指したものだからです。2ヶ月で何キロ痩せたとしても、それだけでその人の「命の長さ」が変わるわけではありません。体重を一つの目安として、食習慣、運動習慣を中心とした日常生活習慣を何年も続けて初めて違いが明らかになるという性質のものだと思います。ですから、「今年の夏に向けて」なんていうダイエットは、ここでは意味をなしません。

 先日、肝臓病の栄養指導を積極的に行っている某大学のドクターと、管理栄養士の方にご講演いただきました。そちらの病院では、栄養指導を受けた群と受けなかった群で予後曲線を描いたら優位に栄養指導を受けた群での生存率が高くなった、なんていうデータも拝見しました。発表した先生自ら言っておられましたが、この結果をもとに「栄養指導が寿命を延ばしました」と結論付けることはできません。

 それは様々なファクターが関与していると思われるからです。栄養指導をうけた患者さんがたは、もともと具合の良い人たちだった可能性もあります。栄養指導をうける患者さんは健康への意識が高く、栄養指導をうける以外のことをたくさんやっている可能性もあります。そのどれかが効果を上げているのであって、栄養指導はあまり関与していないのかもしれません。

 でも、栄養指導のメリットも間違いなく存在します。食べ物には、体に良い食べ物と、体を害する食べ物があります。良いと思われる物でも過剰摂取は有害となることもあります。病気をお持ちのかたにとっては、必要な食品は、疾患によって異なることがあります。だから、テレビ、マスコミで流布されている様々な情報は、その患者さん個人には当てはまらないこともよくあります。

 結果として、栄養管理をただ、「ちゃんと」やっているつもりでも、第三者、プロの目から評価をしたら不十分であったり、間違いであったり、ということも十分にあり得ます。また、自分一人で考えてやるよりも、プロの栄養士と相談し、語りあいながら栄養管理をおこなうことで、長期にわたる管理をしやすくなるだろうと思います。

 ここまで書いて思いました。僕も栄養指導を受けてみようかしらん、、、。

おもちゃのちゃちゃちゃ

最近だいぶご無沙汰をしております。ここのところ、仕事が忙しいことを理由にしてブログを放置してしまいました。

以前にも書いたような気がしますが、世の中には2種類の人種がいると思います。忙しい時に、太ってしまう人種と痩せてしまう人種。ややふくよかな体型をしている人たちの多くは前者です。僕はまちがいなく前者です。

それでも過去に何度かダイエットの成功体験があるので、その経験に基づいた自分なりの「ダイエット哲学」みたいなものがあるつもりです。

初めてダイエットをしてまともに成功したのが学生時代でした。水泳部に入って20kg近くダイエットしました。

米国留学中にもだいぶ痩せました。(この時の体重減少に関しては、単に貧しくて食費を削らねばならなかった、、、という説もあながち間違いとは言えませんが。)

最も最近では数年前。このブログに経過を報告しながら8kgほどダイエットしました。

その後、徐々に体重が増えてきました。

ここ1−2年、前回と同じやり方でダイエットをしようとしたのですが、なかなかうまくいきませんでした。なぜかはよくわかりませんが、モチベーションが上がってこないのです。そしてついに、またダイエットしないとやばそうな危険水域に近くなってきました。

僕が思うに、ダイエットというのは高度に精神的な活動なので、最も大切なのはモチベーションだと思うのです。そこで今回は、一月におもちゃを買いました。

タニタ【体組成計・体脂肪計付き】体重計 「インナースキャン50」 BC-313-WH パールホワイト

進化しているんですねぇ。幾つか感動したことがありまして。

まず、

体重、BMI、体脂肪率、筋肉量、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢

なんてのを表示してくれます。スバラシイ。なんとなく体重、メタボに関連した情報を詳細に集めている気になれます。実際は機械の上に乗っかっているだけなのですが。

いや、でも本当に素晴らしいところはそこなのです。本当に乗るだけなんです。スイッチを入れなくていいのです。

さらに、一度設定をしてあれば、ボタン操作をしなくても、「僕」を認識してくれて自動で結果を表示してくれます。前回の測定値と比較もしてくれます。

さらにさらに、これを記録したりグラフ化したりするiPhoneアプリもあるのです。高級な機種は自動でiPhoneアプリと連携してデータの取り込みまで自動でやってくれるようです。

僕のはそんなに高級な機種ではないので全部手入力。体組成計の前にしゃがみこんだり、座り込んだりしてiPhoneに入力しています。でも、これはこれでなかなか楽しいものです。

なんてったって、最後の体内年齢が実年齢より10歳位、時には13歳も若く表示されるのです。実際にはそんなことないとわかっていても嬉しいじゃないですか。

「測定器に褒められてなにニヤニヤしてんだよ!」

と一人で突っ込みながらiPhoneにて入力しています。

どこぞの通信販売のようになってきましたが、この体組成計の良いところは昨日のほかにもう一つあります。デザインです。薄くて軽いんです。そして指がちょうどよく引っかかるようになっていて、片手でつまむようにして持てるのです。だから狭い我が家にもってこいです。

リビングの端の家具の間とかにすっと立てかけておけます。そこからひょいっとつまんで持ってきて、裸足でぽんと乗る。それだけ。

その後はニヤニヤしてデータを入力することになるのですが、ここが不気味な状態であることだけは勘弁してください。

とにかく、えっこらさ。と出してきてスイッチを入れて表示がゼロになるまで待って、、、なんてことをしなくていいので頻繁な測定も苦になりません。以前ダイエットした時には週1回の体重測定と決めていましたが、今回は測定しまくりでやっています。

トイレに行く前後とか、ご飯の前後とか、ひどい時にはパジャマに着替えた後とか。(常に何かの前後で計っているわけではないですが。)

そんないい加減な、、、アホか、、、と言われそうですが、いいと思っています。たくさんのデータを集めてくることが大切なんです。楽しみながら。それをざっくり見ることで全体のトレンドが見えてくるんです。

ちなみに、体組成計購入後の最近二ヶ月の体重のグラフはこんな感じです。

Bw

順調そうに見えますが、一週間ほどで区切ってみるとほとんど変わっていないように見えます。トレンドを見るためには誤差を織り込んで評価できるだけの種々の条件が必要なのだと思います。それでも実感として、この一週間ほどは特に苦戦しています。頑張らねば。

ちなみに体脂肪も一緒にグラフにするとこんなデータです。体重よりも誤差が大きいのかバラツキが大きいです。

Bw3

最近一度「パニック値」と言えるような高い値が一度だけ出ましたが、理由はよくわかりません。足の裏が脂ぎっていたんだろうか、、、、。まぁ、気にせず測定を続けています。

とりあえずの目標を66kgにおいて、このトレンドを崩さないようにもうしばらく頑張りたいものだと思っています。

再開

先日の外来診療で、患者さんから指摘をうけました。

「ブログ読んでますよ。最近、体重の話はどうしたんですか?全然書いてないじゃないですか。」


ついに言われてしまいました。聞けば彼女は6kgもダイエットしたとのこと。

いつも駄文におつき合いいただきありがとうございます。そしてダイエット成功おめでとうございます。そしてそして、ダイエット記事をしばらく書かなくてすみませんでした。

今回、その方から指摘をうけた通り、5月24日を最後にほぼ3ヶ月、ダイエット記事は僕のブログから姿を消しています。


なぜかと言えば、ご想像の通りです。うまくいっていないんです。ダイエット。でも、指摘された以上、恥を忍んで体重を公表せねばなりませんね。

今週測定した体重は71.2kgでした。最後に記した体重は70.3kgでした。プラス約1kgです。お恥ずかしい。

うまくいかない理由は沢山あります。基本、全て言い訳ですが。自分の心の声に耳を澄ませると、論理派の僕が自分に厳しく批判を浴びせてきます。

「忙しいなんてのは理由にならないだろ。」

「学会に行ってラーメン食べ歩きなんかしているからだ。体重が減らないなんて、当たり前だ。


「患者さんに向かってエラそうに講釈をたれているオマエが何と言うざまだ、意志が弱すぎるんじゃないか。」

「『一緒に頑張りましょう』とか言って、オマエが一番頑張ってないんじゃないか。」

く、苦しくなってきました。でもね、いろいろストレスがあって、どうしても食べちゃうんですよ。

「いつも、そこを頑張れと、お前自身が患者さんに言っておろーが!」

どう言い訳をしても、ダメですね。自分にツッコミを入れてしまいます。

いや、でもね、7月の職場健診では血液検査の結果「まぁまぁ」の数値だったんですよ。

AST 27
ALT 25
g-GTP 19
T-Cho 211
TG 58
HDL-Cho 84
LDL-Cho 119

ね、「まぁまぁ」でしょ?

「でも、コスメティカルな(美容の)観点からは、もうちょっと痩せたいだろう。腹周りの肉がひどいことになってるじゃないか。服の上からもわかるぞ。なんとかせい!」

そうなんですよ。この腹の肉をもうちょっと減らしたいんですよね。本当は夏休み前に減らしたかったのですが、、、。それより問題なのは、おなかがすくと、この肉が気にならくなってしまうことなんです。

そうか、空腹時、食べ物を目の前にした時にダイエットの意識が消し飛んでしまうこと、これが問題のような気がしてきました。ならば、食べる前に腹回りの肉を意識できれば、食事量の抑制をきかせやすくなりそうです。

決めました。これからしばらく、食べる前に腹の周りの肉をつまんでみることにします。

夏もそろそろ終わりに近づきました。今年の秋は「食欲の秋」ではなく、「ダイエットの秋」として総括できるよう、頑張ろうと思います。

次回は、「腹回りの肉をつまむ」ことによる「食欲抑制効果」についてレポートしようと思います。


達成感と開放感と体重と

一月からダイエットをしてきたわけですが、このダイエットを阻む大きな難関がありました。

ローソンの春のリラックマフェアです。

我が家で、「使い勝手のいいどんぶりがないよねぇ、、、」と話していたところにこのフェアが目にとまりました。スイーツ、サンドイッチ、お惣菜パン等についてくるシール40枚を集めてもらえるのは「リラックマどんぶり」。

最初に40枚を集めたのは4月頃でした。この調子でいけば4つ集められそうだね、となったころから不思議な盛り上がりをみせはじめました。そして、気がつくと我が家はローソンのスイーツ一色に染まっていたのです。

そして火に油を注いだのは「コリラックマどんぶり」です。5月6日には朝7時から配布で一店舗20個の限定版。男子女子2人ずつの我が家としては、コリラックマどんぶりを2個欲しい、ということになりました。シールはPontaポイント20ポイントでシール10枚分のポイントをゲットできます。僕と妻のPontaポイントを使ってシール20枚分のポイントをゲットするとしても、60枚必要です。
サンドイッチにもシールがついているけれど、我が家は殆どスイーツでゲットしました。

他のコンビニでスイーツを買おうものなら、「何考えてんの!」状態です。学会出張で地方に行っても、お土産は近所のローソンで買ったスイーツだったりして。

さぁ、5月6日になりました。朝7時からコリラックマどんぶりの配布です。一店舗一つしかもらえないので、近所のローソンを自転車で二軒回ることにしました。ちょっと寝坊してしまい、ローソンに行ったのは7時半になってしまいました。

何と!もうすでに交換終了だというではありませんか、、、。

「7時前に並んでたんかい?」

と思いながら2軒目に。こちらではまだ在庫ありとのことでなんとか一個目をゲットしました。

さて、もう一軒ローソンはどこにあったかな?隣駅の近くにあることを思い出しました。そしてようやく2個目のコリラックマどんぶりをゲットできたのでした。

それにしても、二軒目、三軒目ではコリラックマどんぶりをすんなりゲットできました。三軒目に行ったのは八時近くでした。でも店員さんの表情には「間に合って良かったですね」みたいな感じは全然ありませんでした。

そんなことから、この日、
「一軒目のローソンでコリラックマどんぶりは本当に品切れだったのだろうか?最初っから入荷してなかったんじゃない???」
そんな疑問が残ったのでした。

それから約2週間、さらにスイーツを食べ続け、4枚目のシール台紙がリラックマどんぶりプレゼントシールでいっぱいしました。

FINALLY、、、ようやく、、、ついに、、、と万感の想いとともに4個目のどんぶりをゲットしにローソンを訪れました。訪れたのは先日コリラックマどんぶりをゲットした店舗。

「すみません。今品切れでして。後日入荷する事になっているのですが、、、、。」

まじかよ。運が悪いと言うか、タイミングが悪いと言うか、、、。仕方ないので仕事帰りに全く別のローソンへ。

すると、

「今品切れなんです。台紙をお持ちいただいた方には順番で引換券をお渡ししてます。」

!!!。そ、そんなに人気なのか、、、。

やはり5月6日朝の品切れは本当だったのでしょう。驚きを隠せず、それでも諦めきれず、三軒目のローソンへ。ここでようやく4個目のどんぶりをゲットできました。ちょっとした達成感があります。

そんななか、今週の体重は70.3kgでした。300g増ですがギリギリ。思い返せば、3月10日のブログで70.6kgでした。一番少なかったのは5月3日の69.7kg。増えたり減ったりですが、このスイーツストームを大きな体重増なく乗り切れたので、とりあえず自分的には納得しています。こちらもちょっとした達成感。
そしてそしてそして、これでようやくローソンスイーツの呪縛から解放されます。恐るべしキャンペーン。

でも、開放感のあまり、ほかのスイーツを食べ過ぎないように注意が必要ですね。

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この連休は祝杯だ

ついにというか、ようやくというか、体重が70kgをきりました。

4月中に60kg台達成という目標を立てていたわけではありませんが、ゴールデンウィーク前に、自分的にはちょっとした達成感を感じられて嬉しいです。

年初が74.5kgで、今が69.7kgですから、今年に入って計測上は5kg近く減った事になります。月1kg以上のペースは年初の想定より大分はやいです。

この測定結果を見て、ゴールデンウィーク期間中はちょっとリラックスして羽を伸ばせそうな気がしてきました。少しぐらいの体重増加は自分へのご褒美としておきたいと思います。

仕事は自分で覚えている自信がない位たまっていますが、この連休で心身をリセットできたらいいかな、と思っています。

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素人的 「食べ過ぎた時の一時的な」 カロリーバランス修正法

ご無沙汰しております。最近は外来診療と会議に追われてブログを書くためにパソコンに向かう余裕もありません。まるきり言い訳ですが。

自分のこれまでの経験では、こういう時は要注意です。もちろん、体重についてのお話です。

僕に言わせれば人類は大きくわけて2種類に分類されます。

ストレスで食欲が増進する人と、減退する人。

どんな人でも過大なストレスがかかれば食べられなくなってしまいますが、軽度のストレスに対する反応が2通りに分かれると思うのです。

僕を含めたプヨプヨな人とか、ふくよかな体格をしている人達の多くは前者です。

そういう人はストレスに対して「食べなきゃやってらんないよ。これだけ我慢しているのに、食欲まで我慢できない!」となってしまいます。 一方、痩せ型の人は食欲がなくなったり、おなかを下してしまったりします。

繰り返しますが、僕は食欲増進型。

今の仕事の忙しさはヤバいです。ブログ更新が滞っている言い訳に聞こえるかとは思いますが、自分的には結構、いっぱいいっぱいな日々です。 そんなわけで、毎週のように恐る恐る体重計に乗るわけですが、今週の体重は70.0kgでした。忙しくてブログにアップできませんでしたが、先週も全く同じでした。 毎週の体重の経過は

74.5→73.3→72.9→72.8→72.2→71.4→70.9→71.5→70.6→70.6→70.4→70.0→70.0

見た目に減っているように見えますが、白状します。カラクリがあります。

以前に書いた事ですが、僕の体重測定は毎週金曜日の夕方です。先週と今週は昼ご飯抜きで夕方に体重計に乗ったのでした。

なぜかって、増えていそうな気がしたから。

結果的には増えていないのでホッとしています。

でも、増えていそうな気がしたことには当然根拠があるわけで。 やっぱり食べちゃうんですよ。忙しいと。

しかも、平日五日のうち三日くらいは、昼ご飯を食べる暇もなくて、夕食を23時くらいにドカ食いしてました。しかも先週末は(一応)体重が減ったことに加え、(小額の)研究費獲得の知らせがあったので、これにかこつけて祝杯をあげていました。

そんなでしたから、体重計に乗る前なんてもう、ドキドキでした。

あまりネガティブな事ばかり言っていても仕方ないので、ポジティブな方向からこの結果を見てみましょう。

この状況で、なぜ体重は増えなかったのか?

当然、理由の一つは体重測定当日の昼食絶食です。いちばん大きな理由かもしれません。でもそれ以外にも、僕なりに気をつけていたことがあるんです。一応。

その一つは、どか食いの翌朝の朝食は出来るだけちょっとにしていた事です。クッキー一枚とコーヒーとか。

先ほど言ったようにどか食いをした日の昼食は殆ど食べていません。売店で野菜ジュースとを買って飲むようにしていましたが。 すると、昼食→夕食→朝食のセットで一日の摂取カロリー考えると、夕食のカロリーが殆ど全てという事になります。これなら相当どか食いをしてもカロリーオーバーにはなりにくいと思います。

いえ、どか食いを推奨しているわけではありません。栄養バランスなどを考えれば、一日3回の食事でバラエティにとんだメニューで多様な食材から栄養を摂取する方が望ましいのは間違ありません。

あくまで、ストレスがかかってドカ食いしちゃった時の一時的なカロリーバランス修正法としてのお話です。

へらないけど

しばらくダイエットについて書いていませんでしたが、体重は定期的に測定しています。一応。

一週間おきにですけど。

ダイエットを始めてからの体重の変動(一週間おき)は下記の通りです。

74.5→73.3→72.9→72.8→72.2→

71.4→70.9→71.5→70.6→70.6→70.4

最初のうちは順調すぎる位に体重は減っていきましたが、最近約一ヶ月は殆ど変化ありません。

週に1ー2日は「ダイエットに頑張った日」がありますが、「自分にご褒美をあげすぎた日」も確実にあって、その辺のバランスがとれてしまっているのかもしれません。この週末も体重測定後、安心して食べ過ぎているような気がします。週明けから頑張らないといけないと思っています。

ただ、最初の頃の体重が減っていた時と、今とでは、自覚的な部分で明らかな変化があると思っています。

最初、体重が明らかに減っていたころ、日々の生活で減量を実感することは殆どありませんでした。最近は、体重は減っていないのですが、嬉しいことにズボンが少しゆるくなってきました。

最初の頃は体重は減っていても、「痩せた」というよりも「しぼんだ」という感じだったのだと思います。数字以外に体重減少を実感することはありませんでした。でも、最近は少し痩せてきたんじゃないかなぁ、、、。そんな風に感じています。あまり医学的ではありませんが。

痩せたと実感すると言っても、周りの人から「痩せたね」と言ってもらえるほどではないようです。外見を変えることが目的ではありませんが、人から言ってもらうと嬉しいものです。自分が実感しているだけの場合よりもモチベーションがあがります。そうなるにはもうすこし頑張らねばならないようです。

まぁ、体重が「±ゼロ」または「マイナス」が続いていればいつかはマイナスになっていくはずです。そう思って気長にここを乗り切ろうと思っています。

それぞれのダイエット

今週行われた医師会との懇親会(立食)での一幕。

僕はボスと一緒に会場の端にたたずんでいました。乾杯の挨拶の後、やおらボスが語り始めます。

「最近ね、ダイエット始めたんだよね。」

僕のブログとかを読んでの話ではないようです。全くそんな話題は出ないまま、親分は今回、自分がダイエットをするにいたった経緯を語り続けます。何でも正月に奥様と旅行に行かれた時に、奥様が初めていたのが低炭水化物ダイエットだったとか。

「オレもね、最初は信じてなかったんだよね。だけどさ、旅行中、ご飯とかうどんとか以外は全く同じものを食べてたんだよ。こんなでっかいステーキもペロリと食べたりしてたのに、旅行が終わってみると、オレ体重増。あっち体重減。どう考えても同じものを食べてるのにこの結果なわけ。この事実を目の当たりにするとぐうの音も出ないんだよね。それでオレもやってみようかな、と。」

もう、延々と語りつづけます。

「やってみると、これがホントにすごいんだ。何しろ毎回お腹いっぱい食べているのに、痩せていくんだ。服がゆるくなるんだよ。人間はカロリーによって太っていたのではないんだよ。炭水化物が悪かったんだ。それを実感するよね。さ、それじゃ食べ物をとりにいこうか。」

と、ひとしきり語り終わったところで実践編です。一緒に食べ物をとりにいきますと、肉料理、魚料理などに一つ一つ論評が入ります。

「これはなかなかいいよね。あっ、あれはダメ。炭水化物がつかわれているから。こっちは大丈夫。野菜と一緒なのはオーケーなわけ。ソーセージなんて最高だね。」

僕が、

「じゃぁ、こういうのは全くダメなわけですね?」

と、焼きそばやチャーハンを指差すと

「最悪。もはや敵と言っていいね。」

とのたまいます。とても自分の皿にとるなんてできません。肉山盛りの皿を食べると確かにかなりの充実感です。

(でも、ご飯とか、チャーハンとか、焼きそばとかも食べたいなぁ、、、。あっちに寿司もあるし、、、。言えないけど。)

なんて思いながら、質問します。

「でも炭水化物ゼロって難しくないですか?」

「そうなのよ。ほぼ不可能なわけ。だから可能な限り避けるっていうのでちょうどいいんだよね。」

(うーん、道のりは険しいなぁ、、、)

「でも、そうするとラーメンとかも食べられないんですよね。ツラくないですか?」

「あ、オレ、ラーメン嫌いだから。」

(あれ?北海道出身なのにそうなんだ、、、。どうやって炭水化物食べさせてもらおうか、、、)

「ただ、そばが好きなのよ。そば食べられないのは若干ツラいね。」

(おおこれだ!)

「低炭水化物ダイエットで体重が減ってきたら、自分へのご褒美として、おそばたべたりっていうのもいいんじゃないですか?」

「そこを我慢するわけよ。そうすると結果が出るわけ。」

(ウーン、つらい、、、。チャーハン食べたいなぁ。)

立食ですから、食べ物をとりにいったりするとその間に会話の相手がかわります。僕たちもそのうち、会場のなかで別々の人達と話をすることとなりました。

でも僕と親分の間の会話はずっとダイエット。サラダをとっている僕とのすれ違いざまに、

「それ、イイねぇ。さっき言い忘れたけど、野菜をたくさんとるのがポイントなんだよ。サラダはがんがん食べて。」

なんて具合です。


「デザートの選択は難しいね。原則ダメだと思った方がいいね。」

結局、チャーハン、食べそびれてしまいました。

低炭水化物ダイエット、効果はあるのかもしれませんが、僕はあの夜チャーハンを食べたい気持ちで頭の8割をいっぱいにして帰路についたのでした。

一般論として、低炭水化物ダイエットを含む、食事のメニューを制限するようなダイエット法は、何らかの食事療法が必要な持病をお持ちの方にはお勧めできないこともあるでしょう。そこは注意しないと行けません。

僕自身、そう言う心配は今のところないのですが、低炭水化物ダイエットを今やろうとは思っていません。
 
「これだ!」と思えるダイエット法は、人それぞれに違いそうです。また、同じ人でも時期、タイミングにより違うかもしれません。少なくとも、この一回の経験だけですが、今の僕にとっては、低炭水化物ダイエットはストレスがたまってしまいそうに思いました。

今の僕には「ファジーな週一回体重記録ダイエット」がちょうどいいです。。

低炭水化物ダイエットに関して言えば、外食その他の時に、「今日は肉の日!」とか、一時的なものとして割り切った上で、一つの「食事術」として上手に使えればいいのかもしれません。

そんなことがあった先週末の体重は70.6kgでした。

74.5→73.3→72.9→72.8→72.2→71.4→70.9→71.5→70.6

という流れですから、なんとか前々回のレベルまで持ち直した感じです。油断はできません。何しろ、今週はこれから2回の宴会、懇親会が控えています。

食事への意識を失うことなく元気で一週間を過ごしたいと思います。

ふえてしまった

先週末の体重は71.5kgでした。ついに増えてしまいました。71.5kg。

先週が70.9kgで、先々週が71.4kg。リバウンドというほどのレベルではないと思いますが、2週前に逆戻りです。

体重が減っていないことはある程度予想していました。でも、最近ベルトの穴が一つ縮まったので、まさ、あ、2週前をこえてしまうとは思っていませんでした。まぁスタートが74.5kgでしたので、71.5kgでも、ベルトの穴が一つくらい縮まっていてもおかしくはないと思います。

一方で、体重が減っていない(増えている)のを予想したことにも理由があります。それは、この一週間で空腹感を感じることがあまりなかったからです。

僕は1月にダイエットを始めて以降、朝食、夕食の食事制限はあまりやっていません。そのかわり、体調に合わせ、昼食を制限するようにしています。その「体調」の目安は、昼食前、夕食後に空腹感を感じるかどうかです。その空腹感の感じ方によって食事量を考えます。

自分の経験から、一週間のうちどこか2−3日、しっかりとした空腹感を感じることができれば、体重をうまくコントロールできることが多いです。大体そう言う時は精神的にも「いいぞ」という感じを持つことができます。

けれど残念ながら、先週一週間はそのような空腹感を感じませんでした。

どちらかと言うと満腹感を感じたことの方が多かったかもしれません。正直に言えば、仕事のストレスがたまってしまい、食事制限をする気持ちになれませんでした。まぁ、言い訳ですが。

大体こういうときには満腹感を感じても、食事そのものに充実感がないので、いいことないですね。

やっぱりダイエットは精神的に健康でないといけません。

健康な精神は健康な肉体に宿ると言いますが、精神的に健康でないと、体を健康にするのも難しいように思います。

次の一週間、今までと較べて仕事のストレスが減るものではありませんが、気分転換をうまく使ってストレスをためないようにしたいと思います。

今週は先々週の体重70.9kgに戻すことを目標にしたいと思います。。

順調な不安

今週の体重は70.9kg。体脂肪率が13.4%、骨格筋率が33.7%でした。

この一週間でマイナス500g。体脂肪率と骨格筋率は全く一緒。

①74.5→②73.3→③72.9→④72.8→⑤72.2→⑥71.4→⑦70.9

経過はこんな感じ。一見順調です。ただ、実感としては来週ヤバイかも、、、といまから予防線を張っています。先週のブログで、ダイエット中と言えども、チョコレートとの共存をはかりたいという主旨の文章を書きました。

今週はそれがプレッシャーになってたようで、頑張りすぎてしまいました。お昼抜いちゃったりして。その時にちょっとチョコでカロリー補給をしてました。

頭の中では「チョコを食べても体重は増えなかったですよ。」という文章をイメージしながら、、、。

しかも最近の大雪のせいで路肩に雪が残っているので、この2週間ほどは自転車通勤を全くやってません。運動量は明らかに少なくなっています。

チョコレートを食べ、運動量が減り、、、というなかで体重を減らすためには食事を減らすしかありません。なので、意識して昼食を少なくしました。オニギリ一個+野菜ジュースとか、、、。一方で、ブログで書いた手前もあって、合間にチョコをつまんだりしました。

朝食、夕食は普通に食べていたので全体としてバランスが大きく崩れてはいないと思いますが、これだけ抜き出してみると、何かあまり健康的ではないですね。今後はもう少し食事のバランスを考えた方がいいように思います。

チョコのおかげか、あまり空腹感を感じる事はなく、体重が減ったような実感もありませんでした。「カロリー的にはむしろプラスかも、、、体重は減っていないだろうなぁ、、、」と思っていましたが、実測値はマイナス500gでした。ちょっと意外でした。

最初に体重測定をしてから一月半ほどでマイナス3.6kgです。

まぁ、だれも「痩せたね」と言ってくれる人はいないし、実際には誤差の範囲なのかもしれません。それにしても数字の減少があまりに順調です。不安になるくらいです。

最近では「来週はついに体重が増えてしまうのではないか、、、そのときどんな言い訳をしようか、、、」と、だんだん背水の陣に追いやられているような、そんな感じです。

どうも生真面目になりすぎているようです。一方で、ダイエットのことを食事の度に考えていて、それが結果に結びついていると言う点ではポジティブにとらえて良いようにも思います。

次週はもうちょっと気楽に、「これが美味しかった!」という記事を書くことを目標にしつつダイエット生活をおくりたいと思います。

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