読書「犬から見た世界 その目で耳で鼻で感じていること」
人と犬は長い間一緒に生活をしてきたおかげで、異なる二つの生物が一つのコミュニティ形成を実現した。それだけでも興味深い。その犬を題材としてさまざまなことが、詳細に、科学的に記述されていく。
彼らに社会性があることは疑いないが、彼らが見ている世界は、我々が見ている世界とは全く違うらしい。たとえば、犬の嗅覚は人の視覚に相当するくらい重要な感覚らしい、というのは興味深い。だからFacetimeで顔を映しても、リアルに感じられないんだね。
我が家のワンちゃんもそんなふうに感じてるのかもしれないのか、、、と思いながら読んだ。かなり歯応えのある一冊。
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