演奏会
久々の投稿です。
古くからの友人の誘いでNHK交響楽団の定期演奏会に行ってきました。
ブロムシュテット指揮によるマーラーの交響曲第9番。
NHK交響楽団は自分が遠い昔にトロンボーンを吹いていた時、先生がこの楽団の演奏者であったこともあり、なんとなく深い思い入れがあります
さて、演奏会はというと、レジェンドを迎えるということか会場は初めからやや興奮気味。予定調和の演奏会になるのかと思いきや、まったくそんなことはありませんでした。
演奏全体に、楽団員の尊敬と指揮者の精神性にみちていて、ストイックな曲作りが会場で解放されているように感じました。
マーラー9番を聴いたのは初めてで、印象を消化するのに時間がかかっています。楽曲の最後の終わり方は、浅薄に言えばチャイコフスキーの悲愴に似ていて、終了時の数秒間の沈黙がとても印象的でした。孤独とか死を連想させるものかと思いました。ゴッホにもにているのかな。
演奏会後は喫茶店で昔話+近況報告。これもとても楽しかった。同い年の友人が、夢をもって仕事を続けていることに改めて刺激を受けました。
これからも頑張ろう。
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