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「弱者の戦略」を思い出した

最近、経営とか生き残り、、、みたいな話をよく聞くようになり、しばらく前に読んだ「弱者の戦略 (新潮選書) [ 稲垣栄洋 ]」と「人類進化700万年の物語 私たちだけがなぜ生き残れたのか [ チップ・ウォルター ] 」
を思い出しました。

弱者の戦略 (新潮選書) [ 稲垣栄洋 ]」には「生き物の世界は『歯を食いしばって頑張ればなんとかなる』といった甘い考えは通用しない」と、書かれていましたが、これは人間社会においてもその通りだと実感します。生き残るためには、無謀な戦いを挑むことなく、どのような戦略をとるのかを考えねばなりません。

生物一般で考えれば我々も地球上の生物の一員です。生物としての我々も、同じようにして生き延びてきた歴史があるそうです。「人類進化700万年の物語 私たちだけがなぜ生き残れたのか [ チップ・ウォルター ] 」によれば、地球上に進化してきた人類は27種に及ぶけれど、現生人類は一種類しかいないとされています。そして現生人類(=我々)は華奢型に分類される人類で、頑丈型に分類された人類は生き延びることができませんでした。(この本は、かなり歯ごたえがありましたが、とても興味深かったです。)

実は進化論を唱えたダーウィンも、「強いものが生き残るのではない。変化できるものが生き残るのだ。」といった内容の言葉を残していると聞いたことがあります。「変化できるもの」というところがミソだと思っています。状況に応じ、積極的に変わっていかなくてはいけないということなのでしょう。

色々なことに、受け身でなく前向きに対処していきたいと思います。

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