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学会出張 行きの機内食 JAL008便 成田→ボストン

 毎年11月の米国肝臓学会への出張。もう10年以上、年中行事のように参加しています。いつもはワールドシリーズの最終戦やハロウィーン、夏時間から冬時間の切り替えなどと重なる時期です。今年はそれより一週間遅いタイミングで開催されました。

 この学会の行き帰り、やっぱり毎年のように続けているのが機内食ウォッチングです。これも10年以上続いていることになります。ほとんど浮気 することなくJALかAmericanなので、定点観測のようになっていて、ちょっとずつ進化を遂げているのを実感できます。一時期、かわいそうな時もあ りましたが、だんだん快適になってきています。これは間違いありません。加えて今回は、初搭乗のボーイング787です。話題の流行からはずいぶん遅れてい ますが、いいんです。僕は初めてなんです。エコノミーですけど、いいんです。楽しみなんだから。そんなわけで期待しながら搭乗しました。

 まず、座席の印象ですが、座ってみて、以前よりちょっと広くなっていると感じました。以前は自分の膝と前の背もたれの間のスペースを確保する ため、座席ポケットに入っている雑誌その他を全部上の荷物入れに入れてました。(今でも狭いときはそうしてます。)けれども今回はそんなことしなくても、 ポケットにパソコンを入れてもそれなりのスペースがあって快適でした。スクリーンの操作もタッチパネルになっていて、進化を感じさせてくれます。おぉ、 やっぱり進化している、、、。もう僕の頭の中は機内食への期待でいっぱいです。

 最初の食事は離陸後しばらくして供されました。ビジュアルが今までと違います。メインデッシュの皿、小皿など、デザインが一新され、赤と白 のJALカラーで統一されています。さらに、メインディッシュの温かい皿を覆う蓋がプラスチックフィルムになっていました。これは初めてのことです。これ まではいつもアルミのふたでした。オーブンじゃなくて電子レンジで温めるようになったんですね。

 さらに感動したのは、食器のデザインと収納機能でした。オカズ2品とフルーツが三つの四角い小皿で供されます。これがなかなか機能的なので す。この小皿は、さらに細長い長方形の皿に乗って三つ並んでいます。この長方形の皿は、三つの小皿の透明な蓋を開けて裏返し、並べて乗せるとぴったりハマ る大きさになっています。小皿は蓋の上に三つ並べることができます。すると長方形の皿とフタとの間に隙間ができます。ここに温かい皿を覆っていたフィルム とか、ドレッシングのパックなどを収納できるのです。おかげで、狭いトレイの上を整然と食べることができました。「和」ですなぁ、、、とか思いながらいた だきました。(勘違いかもしれませんが、そうやって使うように設計されてたのだと、勝手に思っています。)

 さて、メインのお食事はと言いますと、これまたなかなか満足できるものでございました。

 お腹が空いていた僕は、チキンではなくお肉を選びました。やっぱ、ここは肉でしょう。卵と調理された肉とゴボウと煮付けられた肉で見た目は二色 丼の様相です。卵、ゴボウと共に調理されたキヌサヤとインゲンの緑と、四角い食器の右下で花形にカットされたオレンジ色の人参が華やかさを添えます。まず は卵とじから。卵がふんわりと豚肉を包んでいます。やや甘い、優しい味です。いわゆる他人丼というやつですな。安心して食べられます。この安心感が大切だ よと思って脇に目をやると、ゴボウと一緒に甘辛く煮付けられた肉が存在感を主張しています。ポークだと思って食べてみると、ビーフでした。そうだよね。ゴ ボウと一緒は牛がいいよね、、、卵と一緒は豚がいいよね、、、そうだよね。そうだよね。うんうん。なんて喜びながら食べていました。

 サイドディッシュはトマトソースの酸味が爽やかなロールキャベツ。ショウガの香り漂う肉味噌の乗った甘いカボチャ。いい感じの和洋折衷です。 生野菜は通常のサラダの上にニンジンと大根のスティックが3本ずつ載せられていて、ディッブソースも付いています。野菜スティック、サラダと、二回愉しめ てとてもよろしい。和食っぽい感じでそれほど重くないので、白ワインで十分美味しくいただけました。

 さらにこの後、ハーゲンダッツのアイスが供されました。これは2012年頃からあったサービスです。チョコレートアイスでした。以前の時は氷 のようにコチンコチンで、しばらく食べられませんでしたが、今年は食事の途中で配られたので、食後には丁度いい硬さとなっていました。

 こんなところにも細かい配慮がなされ、ハード面だけではなく、サービスの進化も続いているように感じました。カイゼン。素晴らしい。

 途中、ブリオッシュの軽食を間に挟み、着陸前に供されたのは吉野家の牛丼でした。パッケージにはAIR吉野家、とあります。紙パックの丼の中 は二層に分かれ、ご飯の上の層はプラスチック小皿で牛丼の具が乗っています。具材を白いご飯にのせて、口いっぱいに頬張りました。着陸前の食事として、僕 的にはナイスストライクでした。

 なんとなく丼って元気が出ます。これから頑張るゾ。という気持ちになって飛行機を降りたのでした。

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