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マルチディスプレイの快楽

現在僕がメインで使っているのはMac Book Proというパソコンです。液晶モニターは13インチ。ノートパソコンとしてはそれほど小さくありませんが、十分とは言えません。

普段、仕事をしていて感じるノートパソコンの弱点の一つはモニタの狭さです。

携帯可能で、場所を変えても同じ環境で仕事をすることができるという便利さの引き換えに失われたのが、モニターの広さだと自分を納得させてきました。

でも、デスクワークが増え、何枚ものウインドウを開きながら仕事をするような場面が増えてくると、モニタ画面は少しでも広い方が有り難いです。

最近、研究費があたったのでその経費でモニタを購入し、Mac Book Proにつないでマルチモニタ環境を構築することにしました。

購入することとしたモニタはPHILIPS 27型ワイドディスプレイ 5年保証付 273V5LHAB/11 。液晶モニタって随分お安くなったんですねぇ。想定していた予算で2台買えちゃいました。

環境整備に手間取りましたが、現在は一台を直接接続し、もう一台をUSB接続I-O DATA社製の「I-O DATA USB接続外付グラフィックアダプター 「USBグラフィック」 デジタル&アナログ対応モデル USB-RGB/D2 」を使って接続しています。

これにより、13inch x 1, 27inch x 2の三枚のディスプレイで仕事をすることができるようになりました。仕事をする時にはMac Book Proを中心におき、両側にモニタを設置しています。これまでと比較して、ワーキングスペースは広大になりました。

いくつものウインドウを開きっぱなしで同時に見ながら仕事をするのはすごく快適です。

ただ、困ったことが起きました。

横幅の問題です。真ん中に13インチをおいて両側にワイド型27インチが2枚横に並ぶと結構な幅になります。右側モニタの右端を見ているとき、左側のモニタの左端は視野の外です。右端から左端に視線をうつすときには首をかなり横に振る必要があります。パッと見ようとすると、視線が定まらないと言うか、見たいところをさがして目が泳いでしまいます。

これはあまり快適な体験ではありません。

この状況を改善するため、今はMac Bookを中心に両側の27インチモニタを三面鏡よろしくやや真ん中に傾けて配置しています。これにより左右のモニタは斜めから見るような感じになりますが、モニタ全体を見渡す時の視線の動きは小さくおさえることができます。

右のモニタを見ていても、左視野の片隅には左のモニタが見えています。画面を正面から見たい時にはそちらの方に体ごと向けてしまいます。これによって「首の振れ」「視線の泳ぎ」を小さくしています。

これにて一件落着、と思ったら、もう一点、困ったことがおこりました。想定外のことです。

モニタが広すぎる結果、相対的にポインタの大きさが小さくなりました。このため、ポインタが行方不明になってしまう状況が頻繁におこるようになりました。

通常、ポインタが行方不明になると、ポインタをグルグルと動かしてみてその場所を探します。静止しているものよりも動いているものの方が見つけやすいからです。それでも今回は小さすぎて見つけるのに手間取ることがありました。

そこで、Mac OS X (10.9.2)の「システム環境設定」→「アクセシビリティ」→「カーソルのサイズ」でカーソルのサイズを大きくしました。これでポインタが行方不明となる頻度は格段に減りました。

ポインタのサイズが大きくなって認識しやすくなるのは画面の大きさによらず疲労軽減に貢献できそうな気がします。視力に「年齢」を感じておられる方々には特にお勧めです。一度試してみる価値があると思います。

こんな事をしてマルチモニタの快適さに嬉しくなった僕は、最近とんとご無沙汰して使っていなかった初代iPadにも現役復帰を願うことにしました。4つ目のモニタです。Display Padというアプリを導入し、wifiを介して表示しています。

これは、接続スピードにやや難がありますが、カレンダーや、参照する書類を見るためのサブモニタとしてならそれなりに有用です。iPadは「サンワサプライ iPadスタンド(ホワイト) PDA-STN7W 」という折りたたみ式のスタンドでコンピュータのワキに立てて使っています。

PDA-STN7W(スタンド)は軽くてコンパクトなので、iPad、Mac Bookと一緒に持ち運べます。これで、出先でもマルチモニタ環境を実現することができるようになりました。(荷物が重くなりましたが。)

それにしても、これだけ快適な環境が実現したはずなのに、仕事が進まない理由はなんなのだろうと首を傾げてしまいました。昔、何処かで聞いた、「趣味とは、手段が目的化したものである」ということばをが頭をよぎります。

いや、断じてこれは趣味ではありません。手段です。

それを証明せねばなりませんね、、、。

がんばらねば、、、、、、。

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