今年の収穫
12月も末となり、慌ただしい中一年を振り返っています。毎年のように思うのですが、今年ほど忙しい年はこれまでなかったのではないかと思っています。これは年々忙しくなっているということなのか、自分のパフォーマンスが落ちてきているということなのか、微妙なところですが、前者であることを祈りつつ、例年のように、あわてて一年を振り返っています。
仕事の面では、この一年は仕事の幅が広がった年でした。
4月から大学病院メディカルサポートセンターの副センター長を仰せつかり、メディカル・コーディネーター部門を担当することになりました。このため、これまでは自分の専門領域の診療に関連する仕事が中心でしたが、病院全体の医療サービスに関連する仕事が増えました。加えて、10月からは消化器・肝臓内科と兼任で医学教育文化部門医学教育研究にも配属されることとなり、教員らしい仕事が大幅に増えました。
こういう仕事に携わるとは思っていなかったので、自分としては意外な展開ですが、仕事をいただけるのは有り難いことだと思いますので、自分のできることを精一杯やってみようと思っています。
また、これまでやってきた自分の仕事に関連したものとしては、iPhone版とAndroid版の、腫瘍倍加時間 (Tumor doubling tIme)を計算するアプリ開発に関わることができました。この関連で、来年は腫瘍倍加時間に関する論文をつくれればイイなぁと思っています。また、これとは別の研究で競争的研究助成金を獲得することもできたので、これについても着実に前進させたいと思っています。助成金獲得にあたってはご指導いただいた皆さんに大変感謝しております。
このように書くと充実しまくっているように見えますが、それぞれについて達成感を感じるまでには至っていません。来年末には充実感をもてるように頑張りたいと思います。
個人的にはこの数ヶ月、足の裏にできた「ウオノメのようなイボ」に苦しめられているので、早くこちらを完治させたいと思います。これまでに液体窒素での加療を3回行っているのですが、結構大きくて、治療効果としてはまだ不十分なでもうしばらくかかりそうです。春頃には痛みを気にせず歩けるようになりたいです。
これに関連した事項として、8月にブログで書いた、銀座にあるアシックスウォーキングで購入したGel Sounderが非常に調子いいです。蒸れないし、足にぴったりのサイズだし、そしてなによりもアシックスウォーキングでアドバイザーの方が入れてくださった中じきの調子が大変よろしいのです。土踏まずの高さなどが足の形にフィットして、歩いていても足全体に加重がかかっている感じがします。他の靴と較べると、「ウオノメのようなイボ」の痛み方が全然違います。明らかに楽です。
歩行感があまりに違うので、結局、二子玉川のアシックスウォーキングに行って、普段履きの靴と革靴と二足も追加購入してしまいました。8月の銀座店でのデータが残っているので、改めて測定せずとも足に合った靴を勧めていただけました。中じきも同じにしていただいたのでどの靴も調子よく履いています。
最近、歩きにくくしてカロリーをより多く消費するような靴も販売されていますが、このアシックスウォーキングの方向性は「くつメーカー」として正しい方向に歩んでいるような気がします。
「足回り」に関連して言うと、昨冬の終わりに車のチェーンを「バイアスロン アスリート」から「バイアスロン クイックイージー」に買い替えました。バイアスロン アスリートでも着脱は十分楽(なはず)だと思っていましたが、バイアスロン クイックイージーの着脱は、驚くほど進化していました。先日、一泊二日で家族スキーに行った時、チェーンの装着、取り外しともに所要時間が大幅に短縮されました。寒い中でツラい思いをしなくてすむので、チェーンを使うなら、この商品はオススメです。
ついでにオススメつながりで、今年読んだ本の中で良い印象の残っている本は、
キャパの十字架
サルファ剤、忘れられた奇跡
弱くても勝てます
海の見える病院
の4冊でした。今年後半は忙しくてあまり本を読めなかったので、来年はもうちょっと読みたいなぁと思っています。
以上が僕の「まとまりのない今年のまとめ」でした。まとまりはありませんが、「来年もうちょっといい年にしたい」という前向きの気持ちを確認できたことが一番の収穫です。
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