日本シリーズ どこにでもある考察
読売ジャイアンツ対楽天イーグルスに決まりましたね。楽しみです。
ジャイアンツが優勝するためには24勝無敗の絶対エース、田中投手をどう攻略するかにポイントの一つがあるのは明らかです。
全7戦戦うと仮定すると、田中投手は少なくとも2試合に登板することになります。ジャイアンツがこの2試合を落として優勝するためには残り5試合で4勝しなくてはなりません。
これはかなり厳しい数字です。
すると少なくとも1試合はジャイアンツは田中投手に黒星をつけるか、少なくともマウンドからひきずり下ろさねばならないことになります。
個人的には坂本選手、長野選手の流星のような一発、村田選手、阿部選手の豪快な一発で打ち崩してほしい気がしますが、そう簡単に行かないのは明白です。
田中投手は最近三年間の防御率が、1.27, 1.87, 1.27です。9回投げて1点とれるかどうか。そして、今年は登板28試合で212回の投球回数ですから、大体毎試合8回くらいまで投げていることになります。まぁ、ほとんど点を取れない、ということでしょう。
一方で、一試合の平均被安打は6ですし、平均四死球は一回あたり0.16で一試合に一個くらい。つまり少なくとも平均で行けば7人くらいの走者は出るわけです。点を取れないわけではありません。
勝敗のつかなかった試合も3試合ほどあります。神の子と言われる田中投手も人の子、勝機がないわけではありません。
まずは球数を多く投げさせて簡単に完投させないこと、足を絡めて数少ない走者をチャンスに結びつけ、プレッシャーを与えること、そんなところからでしょうか、、、。
一点勝負の野球で虎の子の1点をもぎ取り、ミスをせずに相手を押さえ込んで競り勝つことができるかどうか。
ほかにもイロイロな見所があるかと思いますが、どちらが優勝するにせよ、熱戦を期待します。
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