今の放射線被爆量
ガイガーカウンタで放射線量を測定しているHP(ガイガーカウンタによる放射線量測定)があるのを見つけました。こんなページ(東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP)もあるようです。ポータブルの購入可能なガイガーカウンタ(ガイガーカウンターデジタル放射線測定器、γ線・β線・X線測定可能「RADEX 1706、」) (ガイガーカウンター放射線測定器(ガンマ放射線・X線・ベータ線))もあるようですね。
「ガイガーカウンタによる放射線量測定」ページでは別のガイガーカウンタを使って10分ごとのデータをアップしています。
公式のデータではないですし、誤差もあるでしょう。また限られた定点観測ですから、データが正確であったとしてもそれを他の地域にそのまま適用する事はできません。それでもある程度の参考にはなるかと思います。
これを見ると、昨日、12時ころ、確かに一時的な放射線量の増加が見られます。これは報道と一致しています。
その後夜から本日朝にかけて、放射線量は漸増しています。
現状を計算してみました。
現在約40CPMとなっています。
HPによれば
100CPM=1マイクロシーベルト/hr
との事ですので、
40CPMでの一年間の被ばく量は
40÷100÷1000x24×365=3.504ミリシーベルト(mSv)
となります。
(計算が間違っていたらご指摘ください。)
訂正:もとのHPでメーカサイトの説明書には、120CPM=1マイクロシーベルト/hrとなっていると訂正(3/19/2011)されていました。そうすると40CPMでの一年間の被爆量を計算する式は下記となります。
40÷120÷1000×24×365=2.92ミリシーベルト(mSv)
議論そのものに影響はありませんのでこの式のみ訂正します。
放射線医学総合研究所のHPによりますと、一人当たりの自然放射線の被爆量は2.4mSvとのことで、これよりは多そうですが、ブラジルやインドなどの自然放射線被爆量と同じくらいです。
また、放射線作業従事者の年間線量限度が10mSvととなっています。この辺でプラトーに達してくれるといいのですが、、、
繰り返しますが、ここでのデータは、あくまでひとつの目安でしかありません。
とにかく、経過観察が重要です。
僕たちよりも圧倒的に危険な地域におられる方々がいる事を忘れずに、事態収拾のため、文字通り懸命に頑張っておられる方を応援しながら事態を見守りたいと思います。
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