素人的テキサスバーガー論事始
昨年「素人的比較ハンバーガー文化論事始 」という記事で、マクドナルドのBig America企画を題材に、「ハンバーガーの平仮名化」について書きましたが、その平仮名化企画第2弾、Big America2が始まりました。
その先陣を切って、昨年大好評だったテキサスバーガーを意識してか、先鋒はテキサス2バーガー(以下TEXAS2)、と今年もテキサスからです。
最近体重が増え気味なので、ダイエットしなきゃ、、、という理性に欲望が打ち勝ち、昨年の記憶をよみがえらせながらテキサスバーガーと比較しつつ、楽しんじゃいました。
初代テキサスバーガーと比較して気がついた変更点は、当然ながら、先ず包装。紙の包装から箱に変更され、デザインも一新されました。
昨年のテキサスバーガーでは紙の包装で、包装紙に大きな☆が一つ、描かれていました。ローンスターと呼ばれる、テキサス州の象徴ですが、今年の包装からは消えています。
今年の包装は銀色の箱で昨年より豪華な印象です。
でも、そんなところで止まっているわけにはいきません。大切なのは中身です。唾液を飲み込みつつ、急いで箱をあけ、食してみると、テキサスバーガーとTEXAS2は下記の3点で異なっていると思いました。
1)バンズにチーズがふりかけられている点。
2)バーベキューソースが、テックスメックス料理らしい感じのするチリソースに変更された点。
3)テキサスバーガーではフライドオニオンが挟まれていましたが、TEXAS2ではフレッシュオニオンスライスに変更された点。
大きめのパティ、チーズ、レリッシュ、ベーコンは昨年と変わらなかったと思います。
1)のバンズにふりかけられた粉チーズは表面が香ばしそうに焦げているのですが、残念ながら僕にその香りは感じられませんでした。
僕の嗅覚が鈍いのかもしれませんが、2)のチリソースの香りが強烈だったことも理由だと思います。
このチリソース、TEXAS2の印象を決定づける、中心的存在です。
ピリ辛な味付けはこの企画が子供を主たるターゲットとしていないことを物語ります。
チリはメキシコ料理の影響を受けたアメリカ料理、テックスメックスのメニューの一つです。「テックス」と言う位ですから、「テキサスバーガー」のレシピを考えたとき、その香りをハンバーガーに反映させよう、というのは自然な発想だと思います。
一方、なにもハンバーガーをチリ味で食べなくても、いいじゃん。ハンバーガーはテックスメックスじゃないんだから。」という意見もありそうです。
それもその通りなのですが、もともとテキサスバーガーというもの自体が存在していないのですから、細かいこと言いっこなしでいいでしょう。
チリに入っている豆の食感と、ハンバーガーのバンズの相性は評価の分かれるところだと思いますが、チリは僕の好きな料理の一つなので、楽しみながら食べることができました。
また、3)のフライドオニオンからフレッシュオニオンへの変更も陰ながら重要だったと思います。昨年、フライドオニオンはソースを吸ってしまい、せっかくの食感をあまり味わえませんでした。この点、フレッシュオニオンなら安心です。フライドオニオンよりもその存在感が増していたと思います。
チリソースのおかげで、テキサスバーガーとは大分異なる味わいとなったTEXAS2。個人的には初代テキサスバーガーのバーベキューソースの方が「カウボーイ」的な、グレートテキサンな感じを強く受けました。
食後の印象から、ローンスターが消えた包装デザインの変更を妙に納得してしまったのでした。
でも、企画ものハンバーガーとしては十分楽しめるかと思います。
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