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ノーベル賞報道に思う

 鈴木博士、根岸博士ノーベル化学賞受賞、おめでとうございます。

 科学分野で日本が高い評価をうけるのはとても嬉しいことです。

 でも、日本の科学報道はこれで良いのだろうか、、、と感じてしまいます。

 鈴木博士、根岸博士の受賞の業績について全くわからない、なんてそんなことを言いたいのではないのです。彼等の仕事について、今、勉強不足であるの は仕方のないことだと思います。突然のニュースですから。一定期間後にわかりやすく説明する番組が企画されることを期待したいと思います。

 それでもやっぱり報道を見聞きしていて首をかしげてしまうのです。

 気になるのは、「事前予測」と「事後の驚き」のギャップが非常に大きく、しかも自らを振り返るところが無いように見える所です。

 僕の目についたマスコミ記事だけから得ている印象をもとにした文章ですので、誤解があったら申し訳ありません。ご指摘ください。

 また、自分が真剣にノーベル賞受賞予測をしているわけではないので、ヒトの事を偉そうに言えるわけでもないのですが、、、。

 でも、少なくともノーベル賞に関連する報道記事を書いている記者さんはそれを仕事としてやっているわけです。

 その「仕事」の結果、自らの取材でノーベル賞候補者を予想した報道は皆無だったのではないでしょうか。

 報道で目立った日本人のノーベル賞候補者は山中博士を除けば、毎年言われているヒト達の名前が繰り返されているだけでした。その先生方も当然、ノーベル賞に値する業績があるのでしょうが、自分の取材で候補者を挙げた報道はなかったのではないでしょうか。

 辛うじてトムソン・ロイター社が発表したノーベル賞候補者を横流しした報道があった位だと思います。

 申し訳ありませんが、報道はうわさ話でも、英文和訳でもないというのは皆の同意するところでしょう。

 他人の話を聞いて自分でそれを確かめもせず報道している姿がありありと伺えます。

 報道の声色がコロッと変わった村木さんの報道を始め、検察の不祥事報道、小沢さんの告訴についての報道なども同じ姿勢でなされている様に思えてなりません。

 科学報道に話を戻しますと、もっとノーベル賞候補になりうるような日本人科学者の「仕事」を教えて欲しいなぁ、、、と思うわけです。

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