知らず知らずのうちに同じ行動
外来診療をする時、初めてお会いする患者さんは別にして、僕の第一声はだいたい「体調はいかがですか?」「お変わりありませんか?」というものです。多くの場合、僕は患者さんの返事を毎回そのまま記載します。
「まあまあですね」
「おかげさんで」
「いつもといっしょ」
多くの患者さんで毎回見事に一致します。
1ー2ヶ月おきに診察室に入って来たときの第一声が必ず「だるい」って言う人もいます。初めてお会いしたときにはちょっとびっくりしましたが、この方は毎回そうなのだとわかって、今ではそれも慣れました。
こんな所にも個人によって異なる行動パターンがあることを改めて認識します。
一定の行動をパターン化をすることにより、ムダなエネルギーを使わなくてよく使わなくてよくなりますから確かに楽です。
ただ、数週間に一度の外来で、一ヶ月以上前の第一声なんて普通覚えているはずがありません。そういう状況ですら、このような現象が起きている事に軽い驚きを覚えました。
なくて七癖と言いますが、自分にもいっぱいあるのでしょうね。
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