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iPhoneのウェブブラウザ

 先日、iPhoneでコドモバイルの携帯の位置検索をするために、Opera miniというwebブラウザをインストールしましたが、最近、他にもいくつかブラウザがある事を知り、無料のものをインストールしてみました。

 今、僕のiPhoneにインストールされているブラウザは次の7つです。

1) Safari
2) Opera mini
3) Sphere
4) readR 2 free
5) Atomic Lite
6) Mercury
7) VanillaSurf

 ブラウザの個性と言う点でSafariと比べて、2)~4)はとっても個性的です。5)~7)にもそれぞれ個性はありますが、2)~4)程ではないかなぁ、というのが個人的な印象です。あくまでちょっと使ってみた印象ですが。

 一般論からすると、Safariがもっとも無難に表示されるようです。また、mobile meのアカウントがあると、デスクトップのMacで登録したBookmarkが自動でiPhone SafariにもBookmarkとして表示されるようになります。この快適さは他のブラウザに真似できないものです。

 でも、僕が今、ブラウザとして一番頻度高く使っているのは Opera mini です。

 最も特徴的なのは表示画面を読みやすくするために、ピンチして画面を拡大する事を前提としていない事です。

 ブラウザが適度な大きさに拡大してくれるんです。まず、ホームページを開くと、そのページの全体像が表示されます。最初にする事は自分の見たいところをタップする事です。するとそこの場所が画面のサイズに最適な大きさに拡大されます。文字は画面にあわせて改行されているので、拡大の具合を調整する必要はないですし、上下に移動するだけで読めます。時々レイアウトがずれることもありますが、多くの場合は読みやすいと思います。一回これに慣れると、拡大縮小するのが面倒になります。

 また、Bookmarkって使っているうちに膨大になったりするのですが、頻繁に使うページはそれほど多くありません。アプリ起動時に開くスタートウインドウで、よく使うページを九つ、ブックマークとは別に登録でき、アプリ起動時に簡単にジャンプできるところも便利で気に入っています。

 3)の Sphere Lite はシンプルなインターフェースが特徴です。基本的に全て全画面表示で、初期画面で表示されるのは3つのみ。検索の入力領域、ブックマークとお勧めのボタンだけ。細かい設定のページもないと思います。多分。履歴もどこで見たらいいのかわかりません。最初は不安な感じもしますが、慣れてしまえば、画面を広く使えるし、このシンプルさを快適に感じる人も多いかもしれません。ツールーバーも一応あって、これを表示させる方法がまたユニークです。iPhoneを振るとツールバーが出てきます。ただ、一旦終了すると、もとのページに戻るとこなく初期画面に戻ってしまいます。

 個性的、と言う点では4)の readR 2 free、これが一番でしょう。立ち上げるとアプリがしゃべります。

"Good evening. System is ready." なんて具合。

 立ち上がった画面にはNew York Timesとか Los Angels TimesとかWikipediaとかへのリンクボタンが表示されています。でこれらページを表示させたあと、アプリに読んでもらうことができるんです。

 普通のブラウザとしても使える上、この機能は面白い!満員電車でもiPodを使うみたいにして時事英語の勉強ができる!!

と、ちょっとやってみたのですが、機械が読んでくれるので抑揚がなく、英語があまり上手でない外国人(僕)には聞き取りづらいかなぁ、、、と挫折しました。

 挫折はあっというまでした、、、。

 つづく5)~7)はいずれも多機能です。表示を全画面表示にしたり、複数のページをタブ表示にしたり、iPhoneの傾きでブラウザ表示がローテーションしたりしないようにしたり、fileをダウンロードしたり、同じページをボタン一つでSafariで表示したりすることができます。

 僕個人としてはiPhoneでインターネットを見るのに、あまり高機能なものを求めてはおらず、そこまでのものを必要としていません。

 今回、こんなに色々試してみた理由の一つは、「iPhone 位置ナビ コドモバイル」で経験したように、SafariがPC用とiPhone用とで異なっている事に気づいたからです。アクセスしているブラウザがPC用かケータイ用かを峻別し、それぞれに対応した表示形式にしているようで、同じページにアクセスしても、表示のされ方が異なります。

 いわゆるケータイ用HPに最も適応しているのはSphereの様に思います。

 試してみた範囲では、一番多くのページでPCと同じように表示されるのは 2)のOpera ではないかと思います。(おかげでSoftBankの位置ナビサービスを利用できています。詳しくは「iPhone 位置ナビ コドモバイル」の記事をどうぞ。)

 ただ、OperaならPCと全て同じかと言うとそうでもありません。iGoogleなどはケータイ用ブラウザの表示になっているようです。

 また同じケータイ用ブラウザでも、ブラウザにより細かいところで表示されるレイアウトが少しずつ異なるようです。例えばiGoogleの表示はログインしたアプリによって微妙に表示が異なります。

 どのHPをどのブラウザで見るのがいいのかは今のところトライ&エラーです。

 このように同じ目的のアプリが様々なアプローチから濫立するのは、生物学的多様性を見るようで面白いと思います。

 PCとは違うデバイスなのですから、iPhone用、iPad用ならではのブラウザがあっても良いと思います。

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