_

関連

無料ブログはココログ

« iPhone、位置ナビ、コドモバイル | トップページ | 最近のニュースを見て感じること »

患者誤認をふせぐために

大学の医療安全研修で表題のような内容が作文の課題として出されました。

僕が提出した未熟な文章は下記のようなものです。


 一般に過誤がおこる過程にはいくつかの段階があります。

 最も初期の段階は「認知」です。特に「患者誤認」という過誤について考える場合には、この段階が最も基本的かつ多岐に渡るものだと思います。

 患者側にたてば、今か今かと自分の名前を呼ばれるのを期待している人が、他人の名前と自分の名前を聞き間違えることがありえます。聞き間違えた患者さんの反応をみて、医療者が患者確認を終えたかのように認知してしまう場合もあるでしょう。医療者が名前を呼び間違えてしまうこともあります。

 次の段階として、これらの間違いを起こりやすくする精神的環境が「情動」にあたります。診療や看護の仕事量が多すぎて時間がかかっている場合、患者、医療者がともに、イライラしたりして不安定になっていたり、焦りを感じていたりする場合を想像すれば、いかにも間違いが起こりやすい事が想像できます。業務の遅れが生じたり、こなさねばならない業務が集中する状況や時間帯は職種によって異なります。

 「認知の誤り」がおきやすい「不安定な情動」を抱えながら多くの仕事量を短時間にこなさなくてはならない状況が、何時、どこで生じやすいのかをそれぞれの職種で整理して知識を共有する事が大切だと思います。

 それによって初めて、組織全体として、過誤がおきやすい環境を改善する意思を持ち、具体策を提示して行く可能性が開けるのだと思います。

 そして、実効性のある具体策は、過誤のおきやすい環境を、現場の一人一人が認識し、細かく注意力を働かせ、意見を出し合う事によって初めて見えてくるものではないかと思います。

« iPhone、位置ナビ、コドモバイル | トップページ | 最近のニュースを見て感じること »

医系小論文」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 患者誤認をふせぐために:

« iPhone、位置ナビ、コドモバイル | トップページ | 最近のニュースを見て感じること »