祝Yankees優勝
New York YankeesがWorld Seriesで優勝しました。しかも松井選手のMVPという最高の形で。
素晴らしい。僕たちが渡米した翌年、松井選手はやってきました。
背番号55を模したパンなんかが売られて歓迎ムード一色でした。
僕たちは安いチケットを手に入れては子供連れでヤンキースタジアムに通いました。初めて行った夜には、帰りのスシ詰め電車で財布をすられてしまい、ショックをうけました。
僕が米国で受けた「Welcome to USA. Welcome to New York.」の手荒い洗礼の一つです。
以後は早めに帰るようにして、それでもヤンキースタジアムに通いました。
野球の事など何もわからなかった長男も、いつの間にか、球場の雰囲気から何となくゲームの流れを感じるようになりました。
研究室のボスは、ずっと「ゴジラ松井」を「キングコング松井」と間違えたまま呼んでいましたっけ。
研究室みんなで見に行ったヤンキースタジアムでの試合も、子連れの僕たちはいつものように、9回表の始まりに帰りました。その試合では9回裏、松井選手がサヨナラ本塁打を打ちました。
以来、ボスからは「野球は最後まで見るモンだ」と言われ続けています。
その後、松井選手は、大けがを含め計3度も手術をし、それを乗り越え、新しくなったヤンキースタジアムで、今シーズンを最高の形で締めくくりました。
もう随分前の事のようだったあの頃が、まさに走馬燈のように脳裏をめぐりました。その間、その後、ずっと松井選手は「不動心」で努力を続けてきたのだなぁ。
前のヤンキースタジアムは「The house Ruth built.」と呼ばれていました。
さすがに新ヤンキースタジアムが「The house Godzilla built.」と呼ばれる事は無いでしょうが、新しい歴史に名を刻むと同時に、僕の心にも、希望と勇気を刻み込んでくれたように思います。
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