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帰りの機内食 de SKY

 帰りはボストンから、シカゴ経由成田行きでした。シカゴからは13時間のフライトで、行きと同じように3度の食事が供されます。この帰りの機内食はまた行きとは異なる印象でした。

 今回、メニューの写真は無しでした。なので、「たいめいけん」みたいな名前がメニューにあったかどうかはわかりませんでした。以前はエコノミークラスも各シートに機内食のメニューが配られていました。それが無くなったときには寂しく感じました。けれど、コスト削減ためには仕方ありません。

 その中で、写真によるプレゼンテーションとネーミングの工夫は、機内食のイメージを良くするために良い戦略だと僕は思います。それでいつしか写真をなんとなく楽しみになってきています。なので、写真を見る事が出来ないとちょと残念。そんな事を思っているのは僕だけでしょうか。

 ともかく、今回の選択肢はチキンとビーフでした。僕はビーフを選択しました。

 驚いたのは肉の量です。皿の三分の一くらいにわたり、肉塊がゴロゴロところがっています。

 前回書いたとおり、行きの食事では肉が少ないという印象を持っていたので、びっくりしました。(周りのかたの食べていたものを盗み見たところ、チキンはチキンカレーで、こちらにも大きな肉塊がゴロリと2個はいっていました。)

 食べてみると、脂身の少ない肉が、口の中で線維がバラバラになるくらい柔らかく煮込まれていていました。味付けはグレイビーソースでしたが、濃すぎることなく楽しめました。

 メインの皿はこのビーフを挟むようにしてミックスベジタブルとショートパスタが露払いと太刀持ちのように配されていました。これを肉、ソースと絡めていただきました。

 これにパンと、シーザーサラダ、それからゴボウ、コンニャク、ニンジン、里芋の煮物がついていました。煮物は堂々たるメインディッシュと比較すると、一つ一つの具材はちょっと小さくて寂しい感じもしましたが、ホッとする味付けで楽しめました。

 甘味は行きと同様に既製品のクッキーが配られました。やっぱりこれで十分かな、と思いながら食後のコーヒーと一緒に食べました。

 行きのニューヨーク便に比べ、肉の充実度が際立っている感じがして、単純にうれしくなって、「がんばれ!JALエコノミー機内食!!」と思いながらいただきました。赤ワインをのんでもよかったような気がしますが、なんとなく、日本に帰ったらすぐ仕事が追いかけてきそうな気がして、帰りはアルコールは全く飲まずに過ごしました。

 行きと同様、いったん機内が暗くなった後、到着まで5時間ほどを残して軽食です。今回はサンドイッチが供されました。white breadのハムサンドと、whole wheatのエッグサンドでした。挟んである具材の味もちょっと米国風?を感じさせるものでしたが、量は日本風(少ない)と感じました。でも食べてみると、目覚めにはこのくらいがちょうど良いと思いました。

 この後、もう一回暗くなってから、着陸2時間ほど前に明るくなって朝ご飯?昼ご飯?(到着する日本は昼前でした)が供されます。

 内容はサーモンとクリームソースのペンネにサラダ、フルーツ(缶詰のミックスフルーツ)、ヨーグルトでした。フルーツをヨーグルトにかけて食べたら結構美味しかったです。このメニューの内容は行きのメニュー(チキンナゲット、ソーセージ、パンケーキ)に比べると軽めに感じました。でも、最初の食事で肉がたくさん入っていたせいか、食べてみると、ちょうど良かったように思います。

 行きの飛行機では最初の食事が少し軽めで、その後の食べ物がもうちょっと高カロリーでした。もしかして、食事3回分のtotalカロリーが計算されているのかしら、といった考えが頭をよぎったようなメニュー構成でした。

 渡米時も帰国時も、フライトの最後に「現在皆様には大変ご心配をおかけしておりますが、社員一同サービスの向上につとめて参りますので宜しくお願いいたします。」といったアナウンスが流れました。あれだけいろいろマスコミで報道されると、JALで働かれているみなさんは大変でしょうね。そんなアナウンスを聞きながら、その努力の一端を機内食に感じたような気がしました。

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