Office2008
昨年Office 2008が発売されたときの評判があまりよいものではなかったので、Office 2004の使用を続けつつ、ずっと廉価なiWork 08を購入したりしてやってきました。
でも世の中の標準はMicrosoft Officeです。
以前に書いたように、iWork 08も味のあるソフトで使っていて楽しいのですが、ファイルのやり取りをしたりするのには不便で限界もあります。時計の針を元に戻す事はできませんから、いつかはバージョンアップをしなくてはなりません。そこで、MacBookの購入とあわせて、Microsoft Office 2008もエイやっと購入しました。
そういう訳で、Office2004から移行した訳ですが、インストールしたとたん、インターネットを通じアップデータのダウンロードが始まりました。アップデートしてVersion 12.1.5となりました。
アップデートしたおかげでしょうか。パワーポイントでもワードでもエクセルでも、最初の使用感は予想していたほど大きな違和感は感じませんでした。Office2004と違うと言えば違いますが、iWork08を初めて使ったときほどの戸惑いはありません。
Office2004の書類をダブルクリックで開いたら[互換モード]という表示が出ました。よくわかりませんが、以前のバージョンの書類との互換性に配慮がなされているようです。新しい書類を作成し、以前のversionのOfficeを使用している人とやり取りをする場合には、注意が必要だと思います。
互換性は配慮されつつ、大きく変わった部分もあります。それは、ウインドウごとにツールバーが設けられた事です。このツールバーに、Office 2004における標準ツールパレットと同様の内容がボタンとして表示されます。この点はiWorkと似てきた所の用に思います。このボタンは従来のOfficeのパレットと同様に編集可能です。
これは二つのモニタにそれぞれWordのウインドウを開いていたりする時に大変ありがたいものです。普段使うコマンドをそれぞれのウインドウのメニューに表示できるので、隣のモニタまでパレットを探しにいかなくてもよくなるからです。
Office 2004にあった書式パレットはツールバーの「ツール」ボタンをクリックすると表示されます。このパレットもMacのiWorkやiWebにおけるインスペクタに似ていると感じました。
さらに、ツールバーの下側にエレメンツギャラリーというバーがあって、ここでグラフやグラフィックの挿入などができます。これはiWorkにはないものです。PowerPointではスライドテーマ、スライドのレイアウト、画面の切り替え、表やグラフの挿入などが簡単にできるようになりました。次のスライドへうつるときの操作も簡単に選択できます。なかにはこれまでiWorkのKeynoteでなくてはできなかったようなスライド移動もあるようで、楽しそうです。
僕にとってとっても大切な改善点もありました。Excelのグラフにエラーバーを表示する機能です。Office2008 発売当初、この機能がOffice2004から削除され、非難ゴウゴウでした。僕自身、Office2008を購入しなかった最大の理由の一つがこの機能の削除でした。(もう一つは値段です(涙))しかし、アップデートにより、このエラーバー表示の機能は再装備されていました。
全体として、今のところ、Office 2008の使用感はそれほど悪いものではありません。以前より美しい書類作成が楽にできるようになったと思います。外観もVistaっぽく統一され、すっきりしました。一方で細かいところでは、先に書いた様にiWorkに似てきた部分もあります。いろいろな環境でコンピュータを使用する、様々なユーザーが使いやすくなる方向への工夫がされているのかなと思いました。
ファイル形式の違いはありますが、互換性は、ある程度保たれているようです。
MacBookで使っているかぎり、ソフトウエアの重さもそれほど気になりません。ただ、コンピュータによってはちょっと重いだろうと思います。僕がこれまで使っていたiBookG4だったら相当ツラいと思います。特にPowerPointは。Photoshop elementsとか、かつてのEG word pure のような、機能限定のlight weight versionみたいなのも、あっていいような気がします。
でも、僕は、最初に予想していたのよりもずっと使いやすいと感じました。
MacBookで使っているかぎり、ソフトウエアの重さもそれほど気になりません。ただ、コンピュータによってはちょっと重いだろうと思います。僕がこれまで使っていたiBookG4だったら相当ツラいと思います。特にPowerPointは。Photoshop elementsとか、かつてのEG word pure のような、機能限定のlight weight versionみたいなのも、あっていいような気がします。
でも、僕は、最初に予想していたのよりもずっと使いやすいと感じました。
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Office 2008 for Mac ファミリー&アカデミック 販売元:マイクロソフト |
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