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現実主義

故橋本龍太郎元総理大臣の言葉を何となく思い出しました。

故橋本龍太郎元総理大臣が亡くなったのは2006年7月1日でした。翌日の読売新聞に載っていた追悼記事で印象に残っていたものです。

リーダーに必要な資質を問われて答えた言葉です。
「自分の夢に、自分自身が酔えること。相手に自分の夢が語れ、相手を巻き込んでしまう能力。」

今、どんなリーダー像が求められているのかはわかりません。しかし、一つの明確なリーダー像がここにあります。 

僕はリーダーになる器ではないけれど、ヴィジョンや哲学をもった人がリーダーであって欲しいと思います。それが正しいとされるかどうかは、支持する人の数によって決定されるものではないかと思います。

ただ、夢や理想に巻き込まれても、「理想主義」に走りすぎるのでは周りが苦労するので困りモノです。

ですから、同じ質問に対し、ひと月ほど前であれば、「実行力」と答える人もいたでしょう。今の混迷する社会に、改めてその思いを強くする気持ちもあります。

けれども「実行力」が、そもそもの最初にあるものではないだろうと思います。「現実主義」に裏打ちされたものでなければ、実行力は有効なものとはなり得ません。

僕は、「理想主義」と「現実主義」が相反するものだとは思いません。両立可能だと思います。「現実主義」に相反するのは「場当たり主義」だと思います。その違いは、夢、理想みたいなものを持っているかどうかではないか、と思います。

目の前の現実が苦しい時、絵に描いた餅のような話ばかりでは見向きもされません。一方で、最終的に進むべき方向を堅持する事の必要性を認識しなければ、高い確率で袋小路に追い込まれていく事になるのだと思います。

遠くの高みを望みつつ、今進むべき道を選択してゆく、というのが現実主義です。一つ一つ実績を積み重ねる事によって着実にゴールに近づいていく事が可能になるのだと思います。様々な難問に詭弁で答え、その場その場を乗り切る事とは違います。

野球の話をどこまで一般化して良いものやらわかりませんが、「真っ向勝負のスローカーブ」で述べられていた星野投手の投球術は、「必殺の決め球」を持たない投手の現実主義が、大変わかりやすい形で示されたものであったと思います。

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