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大学入試面接試験 その2

大学入試面接試験で思い出した大学同期のSA君の話。

彼が大学受験現役生の時の事。「外見なんて関係ねぇ!!」と思っていた彼は、普段の格好で面接に向かいました。その格好とは、、、。

パンチパーマにサングラス、制服はチョーランにボンタン という出で立ちでです。(若い人はわからないかもしれませんが、当時の「不良」「暴走族」といった人たちのお決まりアイテ ムみたいなファッションです。横浜銀蝿、、、、と言っても知らない人はいっぱいいそうですね。「ビー・バップ・ハイスクール」に出てくる、という位でご容赦を。)そんな、「不良まる出しファッション」で面接に向かいました。彼は高校時代、本当にそう言う格好で学校に通っていたそうです。地域医療の過疎化を目にした純真なASは、故郷の人々の健康を守るため、医学部進学を決意したのでした。

彼が受験した大学の面接試験は受験生、試験官ともに複数で行われるものだったそうです。

結果は、、、。

彼は試験官から一度も質問を受けることなく面接試験を終了したとの事でした。

「あの時初めて、人は見かけも大切なんだな、と思ったよ。」と彼は言っていました。

でも、面接試験の試験官として、受験生を外見のみで判断し、その受験生に機会を与えない姿勢はいかがなものかと僕は思います。僕が試験官だったなら少なくとも、こんな質問をして、一度は答えるチャンスを与えたい。

「あなたのファッションは大分印象的ですが、それについてのこだわりがあれば教えて下さい。」

今回2日間の面接試験の印象からすると、現役当時のSA君ほど原色の自分をさらけ出す受験生は希少であることは間違いなく、かえって価値が高いかもしれません。

例えば、「医師不足の中、私は小児科医を目指し、救うことができる小さな命を救いたいと思います。」という抱負をのべる受験生が大変多くみられました。予 備校でそのように教えられたのかもしれませんし、ニュースなどで見聞した情報から本当にそう思っているのかもしれないですし、実際にその現場に遭遇している人もいるかもしれません。

いずれにせよ、似たような意見が多いと目立たなくなってしまいますね。

受験では、SA君のような状況を避け、マイナスポイントを作らない事の方が大切なの でしょう。また、大学側から見ても、大学受験における面接試験の目的は「アブナい人を見極める」という所にも主眼があるように思うので、仕 方ないですかね。

その辺に受験における面接試験の限界のようなものがあるのかもしれない、と思いました。

面接で声をかけて貰えなかったSA君は、大変優しく熱い心の持ち主で、人間的にも尊敬に値する人物です。数年一緒に働きましたが、とても楽しい経験でした。現在は初志貫徹し、故郷で医療を営んでおられます。

ちなみに彼の好きな色は紫で、医者になってもパン チパーマ、サングラスは変わりませんでした。今でも懐かしく思い出すのは、初めての学会発表の時、紫と蛍光緑を中心とした極彩色に彩られた発表スライドを作成し、指導医に「オレのセンスが疑われるからこ の配色だけはやめてくれ」と言われていた事です。

そうそう、「いいと思うんだけどな。」という彼のつぶやきも忘れられません。

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