簡単にできるマイティマウス スクロールボールの掃除
とっても簡単で、あまりにうまくいったのでご紹介。
Macの マイティマウス(Apple wireless Mighty Mouse)はデザインが秀逸なだけでなく、大変使いやすいです。一番の理由は、その頭のところについているスクロールボールです。縦方向だけでな く、あらゆる方向に自由にスクロールできます。とても小さいボールなので使い始める前までは操作感に不安がありましたが、ボールをコロコロと指で転がすと 適度なクリック感があって非常に快適に用いる事が出来ます。この便利さだけでもこのマウスの価値が十分にあります。Mac Bookを使っている人にもお勧めできると思います。(最近のトラックパッドにはマウスに出来ない機能も追加されているようですが、、、)
でも、このスクロールボール、使っているとゴミがたまってきて機能不全に陥ってしまうのですね。
インターネットで調べるとappleのサポートページでは、下記の様に出てきます。
Mighty Mouseの清掃方法
「スクロール操作がスムーズにいかなくなった場合は、マウスを裏返して持ち、ボールを強く転がしながら清掃してください。こうすることにより、ハードウェア内部にたまった細かいゴミを取り除くことができます。」
ただ、なかなかそれだけではうまくいかない事もあるようです。我が家のMighty Mouseも裏返してゴリゴリやって、最初はうまく行きましたが、やがてスクロールができなくなってしまいました。
インターネットで調べてみると、皆さん大分苦労されているようです。僕も自己流で掃除しようと試みましたが、ボールも隙間も小さすぎてよく掃除できません。そこでちょっと考えました。
恐らく、ここで溜まっているゴミの主要成分は、指先に起因するものであるはずです。そうすると、皮脂及び手垢にホコリの合わさったもので、恐らくホコリは成分としてはマイナーで、皮脂と手垢がメインだろう、手垢やホコリをくっつけているのは皮脂だろう、と考えました。
で、あるならば、有機溶剤で拭いてやればノリの役割をしていた皮脂は溶解し、汚れはキレイになるはずです。
そこで、消毒などにもつかうイソプロパノール(イソプロピルアルコール、IPA)をティッシュペーパーにしみ込ませ、四方八方にクリクリとしばらくやってみました。すると、スクロールボールは見事に復活し、再び以前と同じく機能する様になりました!やったぜぃ!!
今回僕は有機溶剤として99.9%の高純度のイソプロパノールを用いましたが、通常の消毒で用いるような50%や70%の濃度でも大丈夫な気がします。↓のような消毒用に個別包装されたものもあるようですので、それで試してみて良いかもしれません。
手指・皮膚の消毒に!そのまま使えるアルコール消毒布『白十字 《ポケットコール》 アルコール消毒布』 3.5cm×7cm(2折) 60包70%イソプロパノール含浸不織布携帯に便利な個包装タイプ!
家に常備しておいて、必要な時にちょっと使えばいいのですから。次回はこれで試してみようと思います。
有機溶剤として エタノール(いわゆるアルコール)ではどうか、については試していませんのでわかりません。エタノールでも大丈夫そうな気もしますが、疎水基のより大きな イソプロパノールの方がより良いのかなぁ、、、なんて思います。
最後にお決まりの一言ですが、この方法を試す方は、自己責任でお願い致しますね。
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