_

関連

無料ブログはココログ

« 亀田家に今必要とされているもの | トップページ | 内閣総理大臣 »

経済学的思考のセンス

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)  を読みました。

経済学者と言うとよく「お金が儲かるでしょう」とか言われるそうです。ステレオタイプ的ですが、いかにもそう言われそうです。実際、「この本で『経済学的思考のセンス』が磨ければお金が儲かるかも??」なんて半分冗談で手にとってみたのが、僕が読もうと思ったきっかけでした。残念ながら(?)、この本はそうした経済学のイメージとは少し違う側面を前面に押し出して書かれた本でした。

本書ではインセンティブという観点から 人の行動を解析、説明し、より良い点を見つけ出す世の中の見方を提案し、改善策が提示されます。世の中の動向が見事に説明され、経済学は実学であることを実感した気がしました。

一方面白い事に気がつきました。この本を読んで、思考の組み立て方が、医学生物学にちょっと似ているように思えたのです。

観察する、情報を集める、そしてそれを説明する理論を導きだす。さらにそれを検証して確かめるという過程には、自然科学との類似点が多いと思います。

本書では、必要に応じ表やグラフまで出てきます。それを解析する数式まで出てきてしまいそうな勢いで、いわゆる「文系」の学問とはちょっと違う感じです。

人間版「動物行動学」みたいな印象すら受けかねません。 ただ、そういった所に線を引く必要もないのだと思います。

むしろそのようなどちらにも行けるような境界領域に面白いものが埋もれているような気がします。

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)

« 亀田家に今必要とされているもの | トップページ | 内閣総理大臣 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 経済学的思考のセンス:

« 亀田家に今必要とされているもの | トップページ | 内閣総理大臣 »