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誕生日1

今日、思わぬ方二人から「誕生日おめでとう」と言われました。正確には誕生日は10日近く前なのですが、お二人ともそれをご存知の上で、「当日には言えなかったから」 という事で今日言っていただきました。

予想していなかっただけに大変嬉しく感じました。ホントウにありがとうございました。

思い出してみると、留学中は職場で毎年誕生日を祝ってもらっていました。研究室にはメンバー全員の誕生日が壁に張り出されていました。そして、メンバーの誕生日には、大体3時から誕生会を開く事になっていました。ケーキは次に誕生日をむかえることになる人が、調達してくるのがルールです。

研究室には秘書さん達まで含めると20人近くいましたので、多い時には一週間に3回くらい誕生会がありました。

ケーキはみんな自分なりに工夫をして特徴があります。中国系の人たちはチャイナタウンからケーキを調達してきました。事務のRさんはケーキではなく大量のフルーツを美しく迫力のある盛りつけで皆を圧倒しました。腎臓内科フェローのBR君は自分でお手製のケーキを作ってきました。

このケーキ、客観的に見れば、美しいとか、美味しそうとか、とても言えた出来ではなかったかもしれません。でも、一生懸命やったんだと、胸を張って笑顔で皆の前に披露していました。そして皆もにこやかにそれをたたえて楽しんでいました。その辺がアメリカ流。

僕は、イーストビレッジにあるPanyaという日本のベーカリーでイチゴと生クリームのケーキを毎年調達していました。

New Yorkでは生クリームがケーキに使われる事は少なく、殆どがバタークリームでしたが、日本風のケーキは大人気でした。あっという間に無くなって、いつも「これはとても美味しい。どこで買ったんだ?」と聞かれていました。(毎年同じ質問をする人もいましたが、、、。)

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