誕生日2
それから、サプライズパーティも多かった気がします。
僕の身の回りでは、誘われて行けなかったのが2つ、研究室皆で、ボスのSLF教授(英語ではファーストネームで呼ぶのですが、日本語で書くとやっぱり「教授」となるのでしょうね。) が50歳になった時のお祝いをやった時と計3回ほどありました。
1回はいつも陽気でとても優秀なインド系の大学院生GN君の誕生日。イタリア系のALさんが企画をし、デートで誘ったバーに入ると中は貸し切りのサプライズパーティ!という趣向。(余談ですが、その後彼らは結婚されました。)
もう1回は、中国系で明るくチャーミング、しかもとっても優秀という、まさに才色兼備な医学生XZさんの誕生日。韓国系でクールな大学院生の彼氏SY君 が企画しました。折角の彼女の誕生日、SY君は朝から体調が悪い事になっていて、デートの途中でお腹を痛くしてうずくまってしまいます。彼女が心配してちょっと 休もうと入った店が貸し切りになっていて、サプライズ!
これはストーリー的にかなりムリがあるのではないかと思っていましたが、翌日彼は僕に向かって誇らしげに親指を突立て、XZさんは僕に向かって嬉しそう にSY君の悪口を延々としゃべっていましたから、成功したようです。まぁ、だまされる側もそれを楽しんでいるのかもしれませんが。
SLF教授の時は、研究室総出です。その日は研究室のミーティングの日でした。朝からカンファレンスルームを片付け、飾り付けをし、ケーキと冠と、ヘリウムガス入りの'Happy Birthday!'の風船を用意して、電気を消して息をひそめて彼が入ってくるのを待ちます。
そしてボスが入って来たとたん、皆で大声を張り上げます。'Surprise!!'
親分は部屋の入り口で立ち止まり、両手を旨に当て、何とも言えない笑顔で首を振り、天を仰ぎ、そして皆に向かって感謝の言葉を発したのでした。
とても嬉しかったのでしょう。その後一週間くらい自分の椅子にHappy Birthdayの風船をくくりつけて、プカプカ浮かばせていました。
いくつになっても誕生日を嬉しく感じられたらいいな、と思います。
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