ヤンキースタジアムでの野球観戦1
ニューヨークにいた頃、子供を連れて何度かヤンキースタジアムへ行きました。 良い席のチケットをゲットするのはなかなか難しかったのですが、大学のレクリエーションオフィスと言う、生協チケットセンターみたいなところに安売りチケットとかが出たりして、贅沢を言わなければチケット購入は可能でした。
ヤンキースタジアムの観客席はすり鉢状にせり立っているので、子供やお年寄りなど、転がって落ちちゃうんじゃないかと思うほどですが、逆に上の方でもグラウンドからはそんなに離れている感じはしません。
球場の雰囲気はそれぞれ違うようで、ヤンキースタジアムと、メッツのシェイスタジアムではまた雰囲気がだいぶ違う感じがしました。ヤンキースタジアムの方が古くてゴチャゴチャしてますが、僕は殆どそっちばっかり行っていたので、今ではそれが懐かしい感じです。
球場に入るときは結構厳密な荷物検査がありました。当時は9.11後、まだ日が浅く、時によってはテロの警戒警報とかが出ていたりしました。このため、原則として、「鞄はすべて持ち込み不可」である事が殆どでした。
僕の前に並んでいたヒトがブランドもののバッグをその場で捨てられてしまったこともありました。それを見た後ろのお兄ちゃんが、「ママ、鞄は全部おいてこないとダメだよ!!」と慌てて電話をしていました。このときは、バッグのようなものは全てその場で捨て、中身を透明なビニール袋に入れるか、入場を断念するかのどちらかを選択させらていました。
なんとも面白いのは、中に入ってみると鞄を持っているヒトが結構いたりするんですよね。荷物検査をやるヒトによってその厳しさがだいぶ違っていたようです。でもそのようなことは米国では頻繁にあることなので、みんなあんまり気にしていないのだと思います。
それから、そのような荷物検査などで、入り口が大混雑しているときの並び方も日本とは大分違います。
列を作らないのですね。入り口の前のスペースにグワーっとみんな集まって、入り口に近い人から順に少しずつ入っていきます。ながーい列が出来てたりすると、係員がその列の横の方を指して「こっちの方がすいてるから、こっちに詰めて!」と指示されます。指示など待たずにどんどんすいている前の方に行かないと、永遠に入場出来ません。かくいう僕も、慣れるまでは列の最後尾に礼儀正しく並び、気が遠くなるほど長い時間並んでいました。
ちなみに、列を作らないのは、バスや地下鉄などの公共交通機関に乗るときもそうでした。
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