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セピア色の思い出と

 セピア色の思い出と、それを思い出だけにとどまらせず、自分たちも楽しみながら未来へ貢献しようと言う試み。

 自由が丘ウインドオーケストラ。

 この団体は、中学校のブラスバンド部が、30年近い時を経て再会し、彼らを中心に結成された吹奏楽団です。自分たちの演奏だけでなく、地域の音楽普及、振興も活動目的とし、児童に対する継続的な音楽指導も活動内容として掲げています。

 その第一回定期演奏会が4月29日土曜日、玉川区民会館で開かれました。僕も目黒区立第十中学校合奏班OBのはしくれとして聞きに行ってきました。

 中学時代の恩師も聴きにきておられました。お元気なお姿を拝見出来て、大変嬉しく思いました。

 ほぼ30年ぶりにお会いした中学校の先輩もいました。皆、昔よりはメタボリックな感じになっていましたが、話していると昔にタイムスリップして行きます。

 指揮は当時、鬼より恐かったG先輩。そんな恐ろしさはどこえやら。会場に入ると、演奏が始まろうと言うのに観客席からは、大きな声で「パパどこいるの?」「パパー!」と声が上がります。それも許されてしまう雰囲気の、アットホームな、和気あいあいとしたコンサートでした。

 団員は、中学生から60代の方まで、幅広い年齢層にわたっており、和やかな雰囲気の中で、中年オヤジには懐かしい曲もたくさん演奏されました。十代のコが、自分の4倍もの人生を歩んで来たような人と同じ楽器を奏でていました。彼女は何を感じていたんだろう。

 40を超えて20代の人よりものりまくってトロンボーンを吹くオヤジの横で、直立不動でトロンボーンを吹いていた彼。中学一年生くらいだったでしょうか。彼も、楽しい時間を過ごしていたに違いありません。

 世代を超え、力を合わせて一つのものを、楽曲を創ることの中から、彼らは将来の糧になるものを得ているのだろう、と思いました。

 ディスコ・キッド、トロンボーナンザ、ヘイ・ジュード、、、、わかる人にしかわからない(と思われる)曲の数々。

 そして最後に宇宙戦艦ヤマト。

 あぁ、僕はこの曲を聴いて、野球部に入るつもりだったのに、ブラスバンドに入っちゃったんだよなぁ。

 

何とも言えない感慨の時をありがとうございました。

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