メジャーリーグとヒーロー
長男にとってのヒーローは、なんと言っても松井秀喜とイチローでした。
松井の在籍するヤンキースは自他ともに認める大リーグの王者です。ヤンキースとメッツが対戦した2000年のワールドシリーズのビデオは彼のお気に入りでした。もともとは僕が自分用に買ってきたのですが、彼は、ヤンキースが勝利した時のアナウンサーの雄叫びを覚えてしまうくらい何度も見ていました。ヒーローは強くなくてはならないのです。
イチローは2004年のシーズンに年間最多安打記録を塗り替え、相当話題になりました。シアトルマリナーズの選手なのにNew York Timesでイチローのバッティングフォームを分析した特集が組まれたり、子供向けに「イチロー物語」みたいな本も出版されていました。
長男はイチローにもあこがれを抱くようになりました。あるときイチローの在籍するシアトルマリナーズの連敗がテレビで話題になりました。数年前は記録的な強さを見せたこのチームがどうしてこんなにも弱くなってしまったのだろう、という話でした。それを見た長男は
「え、、、マリナーズってよわいの?」
と、大きな失望を感じたようでした。
でも我が家には、強いニューヨークヤンキースがあったので、彼がマリナーズに失望しても、それでもめる事はあり得ませんでした。
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