日米医療の違い4
以前(良い医者はどこ? など)にも書いた通り、健康保険システムの違いの他にも、産婦人科選 びに、戸惑いを感じた僕たちですが、その理由として、米国で医者が医院を開業するシステムが日本と少し違う事が挙げられると思います。
多くはオープンシステムという方法をとっていて、入院ベッドを持た ない「診療所」を開きます。これを「オフィス」と呼びます。
そして大きな病院と契約をして、入院が必要な患者がいた場合、その 契約した病院のベッドを借りるような形で入院手続きが進みます。通常、この「開業医」が主治医になるようです。少なくとも、僕が病院見学をした事のあるミネソタ州ミネアポリスで開業している家庭医と、 ジョージア州アトランタの病院では、僕がニューヨークで体験したのと 大体同様の説明を受けました。アトランタには大きな病院の隣にオフィ スだけが入っているビルがあったように記憶しています。
僕がニューヨークで開業医を調べたときには、保険会社のホームペー ジにどの開業医がどこの病院と契約しているのかが示されていました。 原則的に契約をしていない病院には、患者を入院させて診察に行く事は出来ないようです。
また、大学の講師などの資格をもちながら、オフィスを構えている医者もいるようです。
« 日米医療の違い3 | トップページ | 日米医療の違い5 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 青春時代(2024.01.20)
- 早くも1週間(2024.01.08)
- 謹賀新年(2024.01.01)
- 気がついたらもう6月(2023.06.01)
- 新年 明けまして おめでとうございます(2023.01.01)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント