素人的比較どんぶり学考12
この海鮮丼の世界観に真っ向から異を唱え、対決を挑むのは北の双璧、イクラ丼とウニ丼でしょう。
どちらもあこがれの高級食材を、何のてらいもなく豪快にご飯の上にのせ、これをたっぷり堪能するという、この点ではまさにどんぶりらしい発想に基づいたメニューです。イクラ好き、ウニ好きには応えられない贅沢さです。
そして、素材の味をシンプルに楽しもうという、その潔さはこれまた別の面での日本文化の体現と言えると思います。
素材を堪能するという点でこれらに続くのはマグロ丼でしょう。個人的にはマグロ丼より、マグロを醤油につけたヅケ丼の方に魅力を感じます。しっとりと醤油味のしみ込んだヅケは刺身よりもどんぶりが似合います。
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