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FL君1

 ニューヨークのカーネギーホールにベルリンフィルが来た時の話です。我が家は子供が2人いるので夫婦で交代で子供の世話をしながら一日ずついきました。妻が行った日にはハイドンの3楽章が終わったところで観客から拍手が起こってしまったそうです。僕が日本にいる時に教えてもらった「お作法」によれば、クラシック音楽の演奏会において、楽曲の終了を待たずに途中の楽章で拍手をするという事は、「もう終わりにして帰れ。」と言う意味で、演奏者に対して失礼に当たる、それを知らずに拍手をするのは、曲の構成を理解していない、または曲を知らない無知をさらけ出す事で大変恥ずかしい事である、、、はずでした。カーネギーホールのお客さん達は、こともあろうにそれをやってしまったんです。天下のベルリンフィルに向かって。そうしたら、指揮者のサイモン・ラトルは4楽章が終わって拍手が起こったところで、もう一回4楽章を演奏したそうです。彼らも負けていませんでした。

 翌日僕がいった日にはシューベルトの交響曲第8番「グレート」でした。指揮者のサイモン・ラトルが出てきて壇上にあがったとたん、客席に向かって「大変恥ずかしい話なのですが、楽譜がないので演奏できません。」といって舞台裏に帰ってしまいました。これはご愛嬌で、すぐに楽譜が用意され、演奏が始まりまったのですが、1楽章が終わったところでいつまでたっても静かにならない観客席に、指揮者が振り向いて注意するという事がありました。連日のアクシデントに彼らはどう思ったのでしょうか。この話をホームパーティの時に話して、友達に感想を聞いてみました。

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