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正しければいいってもんじゃない

かつて大ヒットした、これからの「正義」の話をしよう 、、、という本がありました。

著者のマイケル・サンデルは様々な事例を様々な角度から粘り強く検証し、「絶対的な正義」というものがいかに存在しにくいものか、ということを示してくれました。 さらには、それを理解した上で、「絶対的な正義」について考え続けることの大切さも示されていたと思います。

「絶対的な正義」を手にすることができれば、これは強いです。なにしろ「絶対正義」です。

相手は「絶対間違い」または「絶対悪」なのです。正義の味方は悪と戦うのです。悪の秘密結社をこの世から抹殺するのが正義の味方の仕事です。

勧善懲悪。

「悪」は全否定していいのです。「悪」ですから。

この時、正義の味方は非情になるのです。正義のために。

最近、ネット、マスコミなどで見聞きする「正義の味方」による「間違いを犯した人」の批判にはそんな雰囲気を感じます。

「間違いを犯した人」に反論の余地はありません。間違いを犯してしまったのですから。まず最初にその事実がきます。自分の意見を言おうとしても、「図が高い」「反省が足りない」といった批判にかき消されてしまいます。

この議論を一歩離れてみると、「正義」と「悪」の議論のようには見えません。相手の弱みを握った人たちによる、集中攻撃みたいな感じです。

昔からある勧善懲悪って、こういうことだったのかなぁ、、、。

でも、昔の人は言っていました。

「一寸の虫にも五分の魂」

多分、全否定されて当然、、、なんて人はほとんどいないんじゃないかなぁ。

人を批判しようとする時は、冷静に、注意深くならなくてはいけません。相手をやり込めるだけでなく、相手の立場を考えて、議論の落とし所をあらかじめ想定しておくことが望ましいと思います。

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