2009年7月11日 (土)

カロリーゼロ食品の位置づけ

 最近カロリーゼロの食品を多く目にするようになりました。これらの食品のダイエットにおける適正な使用法はどう考えればよいのでしょう。
 
 以前は砂糖不使用とか、シュガーレスとかの表示が多かったですが、最近はもっと行っちゃって、カロリーゼロ。僕がここで言うのは人工甘味料を使用して、甘みを感じつつ、カロリーがゼロの食品群のことです。コーラ、ゼリー、アメなど色々なカロリーゼロ食品が見られます。
 
 「カロリーゼロだからいくら飲んでも食べても太らない」事に間違いはないはずです。
 
 でも、ただ漫然とこれらの食品を習慣的に摂取する事は、果たして正しいのでしょうか?
 
 今ここでは甘みとカロリーについて話を限定します。
 
 ダイエットに興味のある人の多くは食事のカロリーを気にしていると思います。でも、この時、食品成分表などを駆使して食事のカロリー量を厳密に測定している人は、その必要がある人をのぞいて、そう多くはないでしょう。
 
 殆どの場合、感覚的にカロリー量を把握しようと努めているはずです。
 
 僕が懸念する事の一つは、甘みのある食品に慣れすぎてしまう事です。さらに、通常の食事量+カロリーゼロ食品という食生活が定着して、甘いものがないと満足できなくなってしまう事を心配します。感覚的に適正と感じ、満足できるための食事が、量として増えてしまいそうに思います。
 
 このような場合、普段のトータル摂取カロリー量が気づかぬうちに増えてしまいそうな気がします。
 
 こういった観点から、人工甘味料を用いた食品をダイエットの中心に据えるダイエット法では長期間にわたる体重のコントロールは難しいと想像します。
 
 また、成長段階から人工甘味料による強い甘みと低いカロリーの食品を摂取することによって、この味とカロリーを把握する感覚に大きなずれが生じてしまいそうな気がします。
 
 この点から、子供がこのような食品を摂取するのは特に控えた方がよいように思います。甘いものにはカロリーが含まれることを感覚として覚えることは大切です。大人になってからの食行動に大きな影響があると思います。
 
 僕は食育についてちゃんと勉強したことがあるわけではないので、確かな根拠があるわけではありません。それでも、成長期において、味、食感と栄養分との相関についての感覚をある程度身につけることが、必要だと思います。
 
 結論として、カロリーゼロの食品は、子供が摂取する事はなるべく控え、大人にとっても補助的食品として位置づけ、食欲を抑えがたい時に、時々摂取するというのが良いように思います。

«ポンペ